食事:2006/9/4-6(スペイン出張・前半)
ビーゴで食べたムール貝
というわけで9/4-10でスペイン出張に行ってきました。
食事は塩が強めでちょっときつかったけどなかなか美味かったです。
行って来たのはスペイン北西部にあるビーゴ(Vigo)という街。ポルトガルの国境のすぐ近くにある港町で、新鮮な魚介類が獲れることで有名です。近くに は「サンチャゴ・デ・コンポステーラ」というキリスト教における重要な聖地があり、中世の時代から巡礼者が多い、歴史を感じさせる町並みが素敵です。ま た、ケルト文化が色濃く残っている地でもあり、その文化の交差点っぷりが非常に楽しめました。
スペインらしく昼の14時から17時までは街の活動はほぼ停止。ゆったりとした時間の中でみんな昼ごはんを楽んでいます。夜は9時半ぐらいに日が暮れるのですが、みんなやたら元気で真夜中過ぎても人がいっぱいバルに溢れてます。
英語がまるで通じないこと、アメックスが全然使えないことを除けば本当に楽しい一週間でした(仕事なんだけどさ)。
9/4
朝:フィッシュバーガー
フライドポテト
朝飯は成田空港のマックでフィッシュバーガーです。
マックでは先日の世界バスケ選手権で優勝したスペインチームに遭遇。
でかい。そしてうるさい。
機内食1:チキンのグリル
サフランライス
野菜の蒸し物
機内食はいつも「低塩食」を事前にリクエストするようにしています。
すると大体どこも蒸した鶏か魚、米&野菜、サラダ&フルーツという味気ないメニューになってしまいます。今回はヴァージン・アトランティックなのですが、おなじみの献立でした...
機内食2:ホタテと海老のグリルのサラダ仕立て
機内食2はちょっと新鮮。ホタテと海老をグリルし、オリーブオイルでマリネしてサラダにしたものでした。なかなか美味。
夕食@マドリード空港:お米のサラダ
生ハムのバゲット
こういう米料理を食べるとヨーロッパに来たという感じになりますね。
マドリード空港で乗り換え待ちの間にカフェで食べたサラダとバゲットです。
サラダは米、オリーブ、グリーンピース、コーンなど。酸味の効いたドレッシングで和えています。バゲットサンドは本当にハムをぺロッと挟んだだけ。
なんでこんなんがこんなに美味いのでしょう?
この日は真夜中過ぎにようやく目的地のビーゴに到着。
預けたスーツケースを見事に紛失されました。
明日は下着とTシャツを買いに行かなきゃ...
9/5
朝:ハム色々
スパニッシュ・オムレツ
ツナのパイ
チーズ
パン
サラダ
朝はホテルの朝食ビュッフェです。
さすがにコールドミート系が充実してました。サラミや生ハム、ハムもどれも美味で、塩分制限を忘れそうになるほど。やばいやばい。
昼:タコのマリネ
ツナのパイ
ピーマンの素揚げ
カレイのフライ
パン&白ワイン
午前中はきっちり仕事して、昼は午後2時ぐらいから海辺のレストランへ。
どれも美味いんだ、これが。
前菜には柔らかく茹でたタコをオリーブオイルとパプリカで和えた一品。地元の定番料理だそうです。もう一つ、大き目の獅子唐みたいなのを素揚げして、岩塩 を振ったものもかなり美味でした。ガリシアの名物という、玉葱とパプリカの炒め物に浅蜊を加え、サフランで味付けした具をラザニアっぽくパイ生地で挟んで 焼いたパイも美味でした。
メインは鰈のフライ、サラダとフライドポテトが付け合せです。
港町ということもあるのでしょうが、魚介類中心、シンプルな味付けで素材を活かした料理は日本人の感性にぴったり。素晴らしい景観と合わせて早くもこの地に惚れ始めています。
夜:子羊のロースト
パン
初日の夜は海上レストランでディナーです。
港には霧が立ち込め、幻想的な雰囲気の中での食事になりました。
子羊は可もなく不可もなく。魚にすりゃよかったかな...
もう一枚の写真は同行したお客さんのパエリアです。でかい鍋で焼き上げて美味そう!
9/6
朝:チキンのロールサンド
前の晩に朝の3時まで飲んでいたので、朝はバラバラです。
近所のスーパーで<イギリス風>ロールサンドを買ってきました。
そのスーパーの食肉売り場がもう最高。生ハムワンダーランドですよ、もう。
でもスーツケースが帰ってこないと買うに買えない...
昼:タコのマリネ
ムール貝のマリネ(トップ写真)
小イカのグリル
フライドポテト
スパニッシュオムレツ
イワシの唐揚げ
サラダ・パン
この日の昼ご飯は打ち合わせ場所の近所にある小さな食堂。
地元の漁師とかがよく来るお店だそうです。タパスを色々と頼んでもらいました。
タコは昨日のヤツよりも美味しかったです。なんでこんなに柔らかくなるのかが不思議。
鰯は骨までサクサクで、丸ごと齧っても大丈夫。ワタの苦味が最高でした。
ムール貝は甘く炒めた玉葱とピーマンを絡めた不思議な味で、後を引きます。
そしてこの日の開眼はスパニッシュ・オムレツ。ジャガイモを混ぜ込んだ御馴染みのアレですが、卵がフワフワで超美味。こんなに美味いものだったんだと正直びっくりしました。
夜:チャーハン
焼売
カレー丼
麻婆豆腐
この日はちょっと血迷って中華にしてみました。
店の名前は「上海飯店」。中華だけはどこで食べてもそれほどはずれはないといいますけど、ここはかなり微妙。カレー丼は中華丼にカレー粉をほんの少し混ぜ たようなもの、麻婆豆腐はなぜか赤色がまるでないナチュラルな風合い、カモは焼きすぎでぱさぱさ。味は決して食べられないというほどではないのですが、ど れも微妙にピントのすれた料理でなんか不思議空間に迷い込んだ感じです。
この街、当然ながら日本人がほとんどおらず、日本食を食べるには「日本人の奥さんをもらったおっさんがやってる店で奥さんが出してる寿司」を食べるしかな いのだとか。食べずに言うのもなんなんですが怪しさ満点です。これだけ魚介類が充実してるならさぞかし美味いものが出来るはずなのに...移住しようかな (笑)
そして出張3日目、スーツケースはまだ出てきません...
(後半に続く)
ビーゴで食べたムール貝
というわけで9/4-10でスペイン出張に行ってきました。
食事は塩が強めでちょっときつかったけどなかなか美味かったです。
行って来たのはスペイン北西部にあるビーゴ(Vigo)という街。ポルトガルの国境のすぐ近くにある港町で、新鮮な魚介類が獲れることで有名です。近くに は「サンチャゴ・デ・コンポステーラ」というキリスト教における重要な聖地があり、中世の時代から巡礼者が多い、歴史を感じさせる町並みが素敵です。ま た、ケルト文化が色濃く残っている地でもあり、その文化の交差点っぷりが非常に楽しめました。
スペインらしく昼の14時から17時までは街の活動はほぼ停止。ゆったりとした時間の中でみんな昼ごはんを楽んでいます。夜は9時半ぐらいに日が暮れるのですが、みんなやたら元気で真夜中過ぎても人がいっぱいバルに溢れてます。
英語がまるで通じないこと、アメックスが全然使えないことを除けば本当に楽しい一週間でした(仕事なんだけどさ)。
9/4
朝:フィッシュバーガー
フライドポテト
朝飯は成田空港のマックでフィッシュバーガーです。
マックでは先日の世界バスケ選手権で優勝したスペインチームに遭遇。
でかい。そしてうるさい。
機内食1:チキンのグリル
サフランライス
野菜の蒸し物
機内食はいつも「低塩食」を事前にリクエストするようにしています。
すると大体どこも蒸した鶏か魚、米&野菜、サラダ&フルーツという味気ないメニューになってしまいます。今回はヴァージン・アトランティックなのですが、おなじみの献立でした...
機内食2:ホタテと海老のグリルのサラダ仕立て
機内食2はちょっと新鮮。ホタテと海老をグリルし、オリーブオイルでマリネしてサラダにしたものでした。なかなか美味。
夕食@マドリード空港:お米のサラダ
生ハムのバゲット
こういう米料理を食べるとヨーロッパに来たという感じになりますね。
マドリード空港で乗り換え待ちの間にカフェで食べたサラダとバゲットです。
サラダは米、オリーブ、グリーンピース、コーンなど。酸味の効いたドレッシングで和えています。バゲットサンドは本当にハムをぺロッと挟んだだけ。
なんでこんなんがこんなに美味いのでしょう?
この日は真夜中過ぎにようやく目的地のビーゴに到着。
預けたスーツケースを見事に紛失されました。
明日は下着とTシャツを買いに行かなきゃ...
9/5
朝:ハム色々
スパニッシュ・オムレツ
ツナのパイ
チーズ
パン
サラダ
朝はホテルの朝食ビュッフェです。
さすがにコールドミート系が充実してました。サラミや生ハム、ハムもどれも美味で、塩分制限を忘れそうになるほど。やばいやばい。
昼:タコのマリネ
ツナのパイ
ピーマンの素揚げ
カレイのフライ
パン&白ワイン
午前中はきっちり仕事して、昼は午後2時ぐらいから海辺のレストランへ。
どれも美味いんだ、これが。
前菜には柔らかく茹でたタコをオリーブオイルとパプリカで和えた一品。地元の定番料理だそうです。もう一つ、大き目の獅子唐みたいなのを素揚げして、岩塩 を振ったものもかなり美味でした。ガリシアの名物という、玉葱とパプリカの炒め物に浅蜊を加え、サフランで味付けした具をラザニアっぽくパイ生地で挟んで 焼いたパイも美味でした。
メインは鰈のフライ、サラダとフライドポテトが付け合せです。
港町ということもあるのでしょうが、魚介類中心、シンプルな味付けで素材を活かした料理は日本人の感性にぴったり。素晴らしい景観と合わせて早くもこの地に惚れ始めています。
夜:子羊のロースト
パン
初日の夜は海上レストランでディナーです。
港には霧が立ち込め、幻想的な雰囲気の中での食事になりました。
子羊は可もなく不可もなく。魚にすりゃよかったかな...
もう一枚の写真は同行したお客さんのパエリアです。でかい鍋で焼き上げて美味そう!
9/6
朝:チキンのロールサンド
前の晩に朝の3時まで飲んでいたので、朝はバラバラです。
近所のスーパーで<イギリス風>ロールサンドを買ってきました。
そのスーパーの食肉売り場がもう最高。生ハムワンダーランドですよ、もう。
でもスーツケースが帰ってこないと買うに買えない...
昼:タコのマリネ
ムール貝のマリネ(トップ写真)
小イカのグリル
フライドポテト
スパニッシュオムレツ
イワシの唐揚げ
サラダ・パン
この日の昼ご飯は打ち合わせ場所の近所にある小さな食堂。
地元の漁師とかがよく来るお店だそうです。タパスを色々と頼んでもらいました。
タコは昨日のヤツよりも美味しかったです。なんでこんなに柔らかくなるのかが不思議。
鰯は骨までサクサクで、丸ごと齧っても大丈夫。ワタの苦味が最高でした。
ムール貝は甘く炒めた玉葱とピーマンを絡めた不思議な味で、後を引きます。
そしてこの日の開眼はスパニッシュ・オムレツ。ジャガイモを混ぜ込んだ御馴染みのアレですが、卵がフワフワで超美味。こんなに美味いものだったんだと正直びっくりしました。
夜:チャーハン
焼売
カレー丼
麻婆豆腐
この日はちょっと血迷って中華にしてみました。
店の名前は「上海飯店」。中華だけはどこで食べてもそれほどはずれはないといいますけど、ここはかなり微妙。カレー丼は中華丼にカレー粉をほんの少し混ぜ たようなもの、麻婆豆腐はなぜか赤色がまるでないナチュラルな風合い、カモは焼きすぎでぱさぱさ。味は決して食べられないというほどではないのですが、ど れも微妙にピントのすれた料理でなんか不思議空間に迷い込んだ感じです。
この街、当然ながら日本人がほとんどおらず、日本食を食べるには「日本人の奥さんをもらったおっさんがやってる店で奥さんが出してる寿司」を食べるしかな いのだとか。食べずに言うのもなんなんですが怪しさ満点です。これだけ魚介類が充実してるならさぞかし美味いものが出来るはずなのに...移住しようかな (笑)
そして出張3日目、スーツケースはまだ出てきません...
(後半に続く)