small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

ミラクル初詣 奥ノ院

2009年01月03日 | 日々のこと
今年の初詣は、どこへ行こうか?
一昨年は明治神宮、昨年は伊勢神宮。
それと、毎年必ず鎌倉八幡宮にお参りする。
さて今年は・・・

以前から行きたかった山梨・神奈川・東京に跨る軍刀利神社に決定。
昨年の伊勢神宮同様、旅友のnaoちゃんと向う。
到着すると、この神社を氏神さまとする人々が温かく迎えてくれた。
甘酒やミカンなどを振舞われ、彼らと談笑する。
先祖代々、ここに参拝し守り続けた人々・・・
なんか日本の古き良き伝統が残っている。
この人々と接しただけで、この神社が良き場所だということが分かる。
さー、いざ神社へ。

少し急な坂を上る。
手水で清め、長い石の階段を一歩づつ進む。
途中、後ろを振り返ると杉の木々の間から雪化粧の富士山が見える。
雲一つない青空の富士山・・・美しすぎる。
階段を上り切ると、木造で地味な神社が現れた。
参拝客も少なく、自然の静寂に包まれている。
心穏やかに参拝終了。
参拝していたオバさんが「ここは縁結びにいいのよ」
神社の名前の通り、戦いの神であるはずでは・・・
その秘密は、しばらくしてすぐに分かった。

更に10分ほど、坂を登ると、すっかり森に包まれた。
すると目の前に、ドドドーンと大きな〝大桂〟がそびえていた。
このご神木は二本の桂の木が絡み合い、一本の木のようである。
だから、縁結びのご利益があると伝えられている。
こんな斜面に根を這わせ、枝を上へ上へと伸ばしている。
樹齢300年とも、500年とも言われている。
なんだろ、この圧倒的な力は・・・
ちょうど気の流れである龍穴の位置に大桂がある。
ここは強力な気が流れ、パワースポットといわれる。
大桂の後ろに、奥ノ院がヒッソリと佇む。
賽銭箱の前には、お神酒や鏡餅が供えられている。
日本の伝統を、この神社が大切にされていることがヒシヒシと伝わってきた。
木から漂う冷たい気を感じつつ参拝。
ちょっとクラクラ。
奥ノ院の横を流れる川は、飲めそうなほどに澄んでいる。
帰りに湧き水を汲もうっと・・・

最後に、山歩きすること60分の場所にある元社へ向った。


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