脚と角

関西を中心に国内外のサッカーシーンを観測する蹴球的徒然草。

喜怒哀楽の真髄は蹴球にこそ有り。

トップへ食い込め -SL VS京都-

2009年09月28日 | 脚で語るガンバ大阪
 G大阪が戦う今季のサテライトリーグは第12日(6試合目)の京都戦で全日程が終了。初戦から3連敗と振るわなかったサテライトの公式戦だったが、東城陽で行われたこの京都戦では6-1と完勝。逆転優勝を狙うトップチームの勢いがサテライトにも良い形でフィードバックされていたようだ。

 
 この日の主役はハットトリックの播戸。
 決してサテライトでも手を抜かない男がしっかり結果を出す。

 
 平井もチームの2点目と先制点のアシストと奮闘。
 今季ほとんど掴めていないトップでの出番を手繰り寄せたい。

 
 効果的なサイドアタック、好配球と上々だった寺田。
 先制点もマークし、その存在感をアピール。

 
 同年代対決となった宇佐美と宮吉のマッチアップ。
 もはや2人とも高校生とは思えない堂々としたプレー。

 
 体を張った守備で魅せた武井。
 リーグ終盤戦、厳しい舞台で少しでもトップ出場を期待。

 
 右足の状態が思わしくない中で奮闘した倉田。
 この日は決定機になかなか絡めず。

 
 京都・宮吉とG大阪・安田理のマッチアップ。
 再三サイドで火花を散らした。

 
 G大阪の完勝劇の中で衝撃を与えたのはハウバート・ダン。
 来季の京都加入が内定している愛知学院大のプレイヤー。
 交代出場早々に強烈なシュートで1点を返す。

 
 京都のルーキー・上里も劣勢の中で好プレーを披露。
 非常に攻撃センスのある19歳だ。

 
 下平の後塵を拝し、苦しい状況の安田理。
 この日は1得点で攻撃面でアピールした。

 
 CK時に攻め上がるCB菅沼。
 その落ち着きと対人の強さは成長の証か。

 
 藤ヶ谷もゴールを死守して全快ぶりをアピール。
 松代からレギュラーを奪い返せるか。

 
 少ない時間ながら出番を与えられた大塚(右)。
 宇佐美には負けていられない。

 試合開始から効率良く得点を重ねていったG大阪。後半開始早々からの数的有利も手伝って好守ともにブレることなく試合を支配した。当初は低調ぶりが著しかったサテライトチーム。ようやく活気が見えた試合だったが、この戦いぶりが西野監督にはどう伝わったか。これから佳境を迎えるトップの戦いに食い込める選手は出てくるのか、最後の公式戦だけに選手の表情からもシビアさが窺えた試合だった。