脚と角

関西を中心に国内外のサッカーシーンを観測する蹴球的徒然草。

喜怒哀楽の真髄は蹴球にこそ有り。

いよいよ近畿まほろば総体サッカー競技開幕

2009年08月01日 | 脚で語る高校サッカー
 2009年近畿まほろば総体が28日より奈良県他近隣5府県を拠点に開幕。いよいよ明日2日よりサッカー競技もスタートする。今年は旭川実(北海道)、富岡(福島)、東海大高輪台(東京②)、日本航空(山梨)、海星(三重)、中津工業・中津東(大分)の初出場6校を含む計55校で頂点を争う。日程は2日(日)~8日(土)まで。全て奈良県内8会場にて行われる。決勝戦は県立橿原公苑陸上競技場で8日(土)の17時にキックオフされる。

 地元奈良からは、奈良育英が1回戦から東海学園(愛知①)を相手に、そして一条が2回戦から東福岡(福岡)と徳島商(徳島)の勝者を相手に登場する。どちらも地元で行われるこの大会において大いに健闘を祈りたいところだ。
 1回戦から大阪桐蔭(大阪)と国見(長崎)、そして丸岡(福井)と高川学園(山口)、帝京(東京①)が那覇西(沖縄)とマッチアップするなど注目カードは目白押し。昨年度優勝校(昨年度は雷雨による決勝戦中止で市立船橋と流経大柏の両校優勝)の一つである流経大柏(千葉②)は3日の2回戦から、昨年度の高校選手権優勝校の広島皆実(広島)は1回戦で名東(愛知②)と対戦予定だ。

 昨年の埼玉に比べると、会場面やアクセス面で見劣りする感は否めないかもしれない。しかしながら、奈良を舞台に全国一を争う大会は高校サッカーとはいえ貴重な機会。おそらく他競技も含めて実行委員会は万全の運営体制で臨んでいるはずだ。せっかくなので、全国から来られている関係者の皆さんには少しでも奈良の魅力を味わって頂ければと思う。

 暑さ真っ盛りの最中、競技に臨む高校生の皆さん、関係者の方々はくれぐれも熱中症にだけは気をつけてもらいたいところ。典型的な盆地である奈良の夏は暑い・・・