脚と角

関西を中心に国内外のサッカーシーンを観測する蹴球的徒然草。

喜怒哀楽の真髄は蹴球にこそ有り。

歓喜と熱狂のGW

2007年04月29日 | 脚で語るJリーグ


 遂に迎えた2007年のGW。初戦のアウェー大分戦。今日は空路で大分を目指す。

 出発の伊丹空港、搭乗口の喫煙室で幸先よく佐野社長に遭遇。GW最初の試合の過去の戦績の悪さを払拭しくれるであろうFW陣の奮起をネタにタバコミュニケーション。佐野社長、携帯はもちろんPanasonic、ガンバカスタムジャケット!おい、他チームのサポ、こんな機会があるかい?幸せだろう? 佐野!泉!オレ!

 大分は爽やかに快晴。香港~マカオ間の高速船を思い起こさせるホーバー船で大分市内へ。バスを乗り継ぎ九石ドームに到着。
 天気良し、スタジアム良しという絶好のコンディションでゴール裏も最高の雰囲気。試合前に西城秀樹のヤングマンをパロッた大分の余興「O・I・T・A」に唖然。踊らされている某高校サッカー部諸君、多感な時期にごくろうさん!!このセンスゼロの踊りのせいでグレんでくれよ諸君!

 GWにも関わらず、九石はキャパの割には満足いかない客入りでゲームは開始。大分ホームゴール裏減ったのか?
 試合の入り方は抜群だった。遠藤のCK⇒智という定番のホットラインでさくっと5分で先制。2分後には待ってたぜ!!マグノ!ファンタジフタとの華麗なワンツーで大分DFを打ち砕き、追加点を簡単に決める。もうここからゴール裏もテンション上昇、安田の気持ちの入ったDFや橋本、明神の効いたチェックで大分の自由を奪う。ゴールポストまでもが神降臨。高松のシュートをナイスセーブ。前節5得点だけに今日は何得点奪えるかが注目の的。ガンバの支配が続き、今日は隣でかなり絡ませてもらったBBのアキさんから傑作のバレーダンス(笑)が飛び出す余裕の展開。

 後半、これまでのように足だけは止めてくれるな、そこからいらん失点が磐田戦もあっただけにより一層の声で選手たちを鼓舞。ハイボールを抹殺する藤ヶ谷を中心に大分のチャンスを潰す。ゴール裏がジリジリしてきたその時、フタを下げ家長、バレーに代わって播戸が投入される。隣でアキさんが「このシステムは機能せえへん。」と呟くも、その播戸と家長が俺たちの声に呼応するかのように攻撃のリズムを加速させる。10分後、橋本のテクいテクいクロスに待ってました!播戸の技あり太ももボレー!やってくれたぜ、俺らの播戸竜二!!警告が出ることを気にせず、看板を飛び越えて俺らの下へ。注意だけで済ませたアホ審判サンキュ!
 77分にはマグノが古巣をぶちのめす4点目を突き刺し、大分の戦意を徹底的に削ぐ。同伴の家族に見事に応える2得点。82分にはリニューアル前田雅文が投入され、好プレーを連発で最後まで沸かしてくれた。1本惜しかったな、バーに嫌われたミドルシュート。次は決まるさ。

 負ける気がしない。そしてエースマグノが帰ってきた。俺たちの点取り屋マグノが。ここから昨年上回るペースでよろしく頼む。信じてるぞ!とにかく最高のスコアで、かつ完封で、GWを滑り出した我らがガンバ。歓喜と熱狂のGWを俺らに届けてくれると確信している。

 帰りのバス車中で、筋金入りの大分サポのおばちゃんと談笑。勝ち点1差で昇格を逃した石崎時代をよく知り、トリニティ時代をも話せるコアさはクオリティ高し。こんなええサポがいる大分、落ちるなよ!!

 復路の便は選手たちと一緒。一緒に乗るサポは明らかに俺一人という状況で、とりあえず喫煙室で一服。話しかけてくるおっさんが・・・って佐野社長!!大勝にご機嫌かつ空路で来た俺の交通費を心配して頂き、今日の勝利の感謝の意を述べ共に大阪へ。ガンバのためなら交通費なんて全然構わないんだよ社長!おい、他チームのサポ、こんな機会があるかい?幸せだろう? 佐野!泉!オレ!

 次節は久々のホムスタ神戸戦。こないだみたいな牛のヌルいモノレールジャックとは雲泥の差の電車ジャックで行ってやるよ!

 ビッグフラッグの違う使い方覚えました(笑)