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恋なくて
はたちなりにし
この年を
おえなんとして
ふりかえる我
檸檬(レモン)庵
初集「振り子と磁石」を亡夫の十三回忌に、二冊目「馬の背を分ける」は1ページに1句のぜいたくな本、そして今回二十三回忌にあたり三冊目「うつろいの‥‥」を自費出版されたA女。先日その法要の帰り道彼女と我が家の前で立ち話した。彼女は時々体調を崩されるが、いつになく今日は気が晴れたようだった。彼女とは野草や俳句などを話題にすることがある。A女が、その三冊目を後で届けると言って別れた。
俳号は檸檬庵、長野県の高遠の生まれです。今日は、その「詩のノート」の中から彼女が若いころ詠んだ一句を紹介しました。
人に感動と共感を覚えてもらえるような一首、好きな一句が詠えて、本に残せたらどんなに幸せか?