カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

根津神社

2006年04月30日 | 日記
根津神社ツツジ祭り
「上野東照宮の牡丹まつり・根津神社のつつじまつり・亀戸天神の藤まつり」が春の三大花まつりというので、まだ一度も訪ねたことがない、上野と根津へ行ってきた。











←根津神社は宝永3年(1706)千駄木の旧社地より当所に鎮座してから、今年でちょうど300年の記念すべき年を迎えるという。



←神社への道はいろいろな店が並び、楽しい。ペンで描いた線画のハクモクレン。来年のカレンダーの原画だそうで、まだ売り出し対象外であった。

←不忍池のキンクロハジロ

上野東照宮牡丹園

2006年04月29日 | 日記
ロダン・カリエール展から牡丹園へ
←国立西洋美術館の前庭には、ロダンの「考える人」と「地獄の門」が左右に対して展示されている。今回、彫刻家ロダンと画家カリエールの二人展が開催される機会に、初めて、両巨匠の芸術の真髄を目の当たりに、ロダンと交流があったドビュシーの音楽を耳にしながら観賞した。

←上野東照宮の牡丹苑は寒牡丹でも有名である。
冬ぼたん(1月1日~2月下旬)、ぼたん(4月中旬~5月中旬)

←お寺さんに多く植栽されているシャガ(胡蝶花)は古く中国から渡来したユリ科の植物。一日花ですが、群生して次から次へ咲きだし、今が真っ盛りです。この他の植栽で目立つのが「ケマンソウ」です。エビネも一箇所ありました。

←苑内には投句コーナーがありました。私の句は左側です。
敢えて華万としましたが、これはケマンソウ(ケシ科)のことで、漢字では華鬘草と書きます。タイツリソウ・フジボタンの別名もあります。高山植物の女王コマクサの仲間です。

←苑内の展示は傘をかぶせ、ヨシズの覆いがしてあります。日本の園芸では秋の菊花展と並ぶ伝統文化の一つであり雰囲気はいいです。でも入園料600円は高いと思います。外国人観光客向けにも、もっと見てもらうには、65歳以上の割引料金制など見習ってPRするサービス精神が欲しいですネ。

←明るく開けると、ぼたん苑出口付近から五重塔が望める。

←東照宮本殿参道の両側に並ぶ石燈籠群。句碑がある。
富貴には遠し 年々牡丹見る  鉄之介 
 乱世を酌まむ 酌む友あまたあり 尾藤三柳


←境内の絵馬堂は、ずっしりと沢山の絵馬を吊るす。

←①初めて拝観した上野大仏の顔面②上野精養軒への角に立つ地蔵尊③お化け燈籠(通称)

我が家の庭先にて

2006年04月25日 | 日記


ヤマツツジのサーモンピンク
花の写真は曇天の日に撮った方が花色が自然に描写されるようです。
優しい色の花色で咲きます。今年も花数が少ないです。満艦飾に咲くときは、それは綺麗です。私が大事にしたい好きな花木の一番手です。
セダムですので茎を折り取って土に挿しておくだけで間違いなく根付きます。水遣りの面倒が少なく観葉植物として小さな鉢で育てると絵になります。持ち運びも簡単に出来て、チョイと飾るのに便利です。セダムを数種寄せ植えしたら、それは彩りが賑やかで楽しい植物です。
タツナミソウ(立浪草)の仲間の一つです。種類が多いのですが我が家には紫、白、赤紫の三種が、植木鉢の何所にでもタネがこぼれ、はびこって困るほど生命力がある植物です。よくグランドカバーにして咲かせているお庭を見かけます。
アザレアのようなモチツツジ?あくどい赤紫色で自己主張が強いです。家内が植えたツツジですが、よく目立ち、上品さに欠ける花色です。

今熊山

2006年04月23日 | 山の会
ミツバツツジ咲く今熊神社から今熊山頂へ→サクラ・ミツバツツジ盛りの今熊神社(インターネット画像より)
1)日時:2006年4月22日(土)
2)集合:八王子駅北口 9時00分
3)行程:八王子駅7番バス停9:10⇒今熊山登山口9;55→10:20今熊神社→11:00今熊山展望台→12:00今熊山山頂13:00→14:00金剛の滝→14:30広徳寺15;00→15:30武蔵五日市駅⇒拝島
4)解散:拝島(寿楽)18:30
5)交通費:電車1550円+バス550円

今朝は冷たい風が吹き、東西線が荒川の鉄橋を渡るとき双耳峰の筑波山が見えていた。そして多摩川を渡る中央線鉄橋からは黒々とした加入道山を従えた富士の雪峰が大きく望めた。今日は冬並みに空気が澄んでいた。
ミツバツツジが咲く今熊神社を見ようと、盛り(先週4月15日ころ)は過ぎているが、今熊山へ登ることにした。山頂から後の行程は決めずに歩き出す。神社までの道はヤマザクラ・ハナモモ・ナシなどの花木が咲く道で楽しい。
しかし、今日も懲りずにいつもの失敗をした。{イチリンソウがそのタネを播いたのであった。}
なお、今熊神社のミツバツツジが咲く様子は、上記に「ホームページ」をリンクして紹介させて頂きました。
←山頂の標識も社も新しいので雰囲気はイマイチ。山頂手前の展望台からは、北に雪をかぶった谷川連峰、その右に日光連山が遠望でき、さらに右手には、さいたま新都心・池袋サンシャイン・新宿新都心のビル群が霞んで見える。手前下に目を移すと、あきるの市(五日市)の町が広がり、今日の終着目標である緑の屋根の武蔵五日市駅がはっきり見えた。山頂にはセンボンヤリがたくさんあったが、まだ蕾ばかりで花咲いた株は一つもなかった。
←金剛の滝へ向かうことにした。新緑の自然林は吹く風も清々しい。
←新緑の緑の中、ヤマザクラが咲き残っている。
←ヤマルリソウ(ワスレナグサの仲間)が山道の両側に群落で現れた。今春、初めて出会う花です。麓ではイチリンソウが咲いていたが、季節はまちがいなく動いてゆく。
北斜面の下り道は、チゴユリ、ホウチャクソウ、カントウカンアオイが多い。
←ミミガタテンナンショウは、南斜面では花がしぼんでしまっていたが、北斜面では季節が遅れる。
←ヤマブキは鮮烈な黄色の花を風に揺らしている。
←金剛の滝入り口に到着。左に女滝、右に洞穴があり、くぐると金剛の滝の雄滝が現れる。岩肌にイワタバコが幾つも張り付いている。水流は少ない。全て伏流となるが、沢筋はムラサキケマン、ミヤマキケマン、ユリワサビ、ヨゴレネコノメソウ、ニリンソウ、ウワバミソウ、セントウソウなど湿地を好む野草が多く見られる。
←金剛の滝。落差5m?、現在は下から沢沿いに戻るルートしかないが、登山道の上から下って滝の上に階段を下りる道は閉鎖中だ。ここからのルートは、小峰公園か広徳寺かの二つが選べる。
龍角山・広徳寺
←龍角山広徳寺は、五日市の古刹として著名な寺院です(JR五日市線・武蔵五日市下車徒歩30~40分)。これは一番手前の総門。参道山側にシャガ・ニリンソウなど、奥の池にモリアオガエルなど、境内は自然な環境を提供して貴重な生物を保護しています。
←広徳寺・山門。どちらも桧皮葺の山門と総門をのぞむ境内の雰囲気は古風で威厳があり、いつまでも佇んでいたい静寂な風景です。
←広徳寺・大銀杏と本堂
←広徳寺山門より本堂を望む。山門の脇にて境内をスケッチする人が居りました。以前、万歩会で来た時は、大銀杏が上半分切られていましたが、現在は其処から多くの若枝が立ち上がって、貫禄を取り戻しました。
←本堂から振り返る風景(左手)フォルムが美しい鐘楼
←本堂から振り返る風景(右手)漆喰白壁が美しい経蔵
←本堂の裏手にある都指定天然記念物・都内最大のタラヨウ(モチノキ科・常緑) 。大きな葉は革質で、釘などで傷をつけると黒く変色し、落葉しても変色しないほどで、ハガキの木とも呼ばれます。それに、寺の北側に樹齢700年のカヤの大樹(都指定天然記念物)もある。その隣の畑の真ん中に白い花満開の木がある。畑仕事中の老婦に尋ねると、梨の木で樹齢100年と言う。果実は成るが果肉が硬いので{ロクデナシ}と言うんですと笑った。
五日市駅で地元JAの小父さんたちが特産の「のらぼう」菜をPR販売していた。おひたしに美味しいというので求めて帰る。万歩計 20061

都幾川の里

2006年04月20日 | 万歩会
歴史と木の里・ときがわ町散策
万歩会4月例会(八高線・明覚駅近辺の花木・野草・史跡・木の里を訪ねる)
1)日時:2006年4月18日(火)
2)集合:八高線明覚駅 9時30分
3)行程:明覚駅9;30⇒9;36役場前9;50→10:10雷電神社10;30→11;00いこいの里大附(蕎麦道場)11;30→11;40日枝神社11:50→12;20萩日吉神社(昼食)13;00→13;10建具会館13;40→14;20慈光寺15;00→15;30西平バス停15;42⇒15;57明覚駅16;01⇒
4)解散:明覚駅 16:00頃
5)交通費:電車2300円(往復)バス130円+190円
浦安7;23発(大手町・池袋・坂戸。越生経由)明覚着9;25

下記のキャノン・イメージゲートウエーにてアルバム①・②をつくりました。パスワードはtokigawaと入れてご覧ください。
CanonImageGateWayアルバム①
CanonImageGatewayアルバム②























足早に通り過ぎる季節が行ってしまわないうちに「お寺さんと花木と野草観察の里山散歩」の万歩会(4月例会)は欲張った企画であった。都心では6年ぶりに黄砂現象があって、今日は初夏を思わせる日であった。浦安から2時間46分、八高線の「明覚」・「越生」までやってくると俳句の季語「山笑う」を実感し、里山の花咲く春を満喫できる。
万歩計:34343歩のんびりウォーキング