カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

立葵の花

2013年07月12日 | 俳句・短歌
タチアオイの花が天辺まで咲き上ると梅雨明けすると言われている。立葵は正直で好きな花である。旧江戸川の土手でも見られる。台風7号の動きにも影響されているのか、
このところの連日の猛暑には、汗が止まらない。扇風機とエアコンで潮をなめての昼寝となる。

立葵
頂花開いて
猛暑来る

カタツムリ

2011年11月09日 | 俳句・短歌

カタツムリ

白い殻 手の平の上 かたつむり

人生は有限、自分で幕を引く。

余生は、{①心和らいで②あせらず③ゆったり④思い込まず}、{老いを忘れて、老いを忘れず}今日一日を大切に生きる。

 

 もう一句 、秋の暮 コンビニを出て オケラかな

大きい方が奥多摩で、小さいのは学校のフェンスなど枯れ草の中に沢山落ちている「蝸牛の殻」です。私の残す骨も、こんな白い抜け殻で自然に帰りたく有りたいもの!

 


朝の散歩

2011年09月26日 | 俳句・短歌

朝の散歩

晴れた日は夜明けを待って旧江戸川の土手へ空を仰ぎに出かける。水鳥の飛来、釣り船の音、蝶、早起きの花、そして千変万化する空と雲。日差しの演出に飽きることがない。

残り月真綿の如く西の空

ま綿雲いつの間にやら双耳峰

ヒマラヤの姿に似たる朝の雲


煙草

2011年08月03日 | 俳句・短歌

↑ヘクソカズラ{早乙女花・灸花}アカネ科

早乙女は 近くからただ 花をみる

つゆあけの朝、家内が入院中の独り身。寝床に居て、お隣りさんのお勝手から聴こえたリズミカルな包丁の音。何か羨ましく、もう起きないといけない!

朝寝坊 トントントンと 隣りから

包丁の音 梅雨明けの空

梅雨明けや 朝はトントコ 隣りから

UWC(浦安ウォーキングクラブ)の7月例会は、武蔵野線の緑陰ハイクでした。あじさいの咲く徳川の勅願所の古寺で昼食休憩。緑陰に吹く清々しい風におもわずリュックに付けている温度計を見たら30°を超えていた。

緑陰に 涼しく風の 吹く陽かな

温度計 風の口ずけ 覗き見る

宵張りで朝が苦手な私、早朝まで深夜便を聴く。「人生は二毛作」俳句をなさる富士真奈美さんは、「孤独をさみしいと思ったことは無い」とおっしゃる。

一茶忌や 真面目になっちゃ おしまいよ( 真奈美さんの句)

四っの期 {一遍上人}

学生期 青春

家住期 働き盛り

林住期

 独り遊び

游行期 旅に出る

人生は二毛作。入院して十年以上止めた煙草だが、値上がりしても復活させたタバコ。ニコチン・タールも徐々に上げ、ヘビースモークになった。これからは、 健康である限り、最終の人生を好きな煙草を愉しみたいと思う。でも、自分のためにも「喫煙マナー」だけは守って!

衣更え 一緒に肩まで 介護かな

コンビニへ タバコを買いに 深夜便

徹夜して、珍しく早朝散歩。旧江戸川河岸にはタチアオイの花が咲いている。梅雨開け発表は未だ無いが、秋を思わせる青空が拡がっていた。「写真俳句」と言うのがあるそうだが、チャレンジしてみたい。

 

 

赤き花 空指さして ウロコ雲

鱗雲 タチアオイの花 知らせ立ち

上り詰め タチアオイの花 梅雨明ける