分倍河原古戦場~修景池へ
万歩会7月例会(7/26)
猛暑の土用丑の日を翌日に迎える日、緑陰を求めて「分倍河原古戦場」へ出掛けた。集合時間に私は遅れてしまい独り追いつくべく古戦場への途を出会う人に聞きながら急ぐけれども、或古刹の住職さんは、ここも古戦場ですとおっしゃる。引っ越してきたばかりだとか、女学生は知りませんとか、交番で聞いてくださいとか、人それぞれで、地元の人でも知らない方が多いのには、弱った。やっと運よく自転車屋の旦那さんに分かりやすく教えていただく。
この分倍河原古戦場は北条氏と新田義貞が2度戦い鎌倉幕府が滅亡した歴史上名高い場所である。
緑陰に清流があり、花菖蒲の池や彫刻が設置され、涼しい。修景池で追いつくまで道が住宅地の中を通ったりするので不安が付きまとうが、幾度も人に訊ね確かめて行く。道すがら都市計画の生産緑地では、青々した水田が開け、民家に遅れ咲きのテッセン・山百合・顔の大きさに勝るアメリカ芙蓉・水田の路傍には、幾つかの品種のムクゲなどが咲き美しく大いに楽しかった。道すがら5~6人の小学生の女の子たちに「ハス池」こっちで間違い無い?と聞くと怪訝な表情が返されたが、「じゃぶじゃぶ池」と言って親切に教えてくれる。やっと安心する。