カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

一輪挿し

2006年06月20日 | 
カワラナデシコ
ホクシャ4種
カワラナデシコは我が家の鉢で背が伸び過ぎてしどけない姿になったのを刈り込んだもの。宿根草で毎年咲く強健な草本です。でも、クリスタルグラスの花瓶に活けてみると、やはりヤマトナデシコのやさしさで華ひらいた。
ホクシャ4種は実はお隣のMさんから今朝いただいたもの。挿し穂を取って挿し芽するとわりとよくつく草本。Mさんは育種家で、花が咲くと直ぐ切ってくれて大変気前がいい。
垂れて下向きに咲くホクシャは、どのように扱ったらいいのですか?壁や柱に架けて下から仰ぎ見るように活ける工夫はまだしたことがない。
←ホクシャ・花瓶をつないで背高に活ける。ホクシャは下から覗き見る花です。

←ホクシャ①赤いガクに白弁(大)

←ホクシャ②白いガクに赤弁(小)
←ホクシャ③白いガクに白弁(中)

←ホクシャ④赤いガクに紫弁(大)

そまのほ花しょうぶ圃苑

2006年06月18日 | Weblog
そまのほ花しょうぶ圃苑から六品種を紹介
根ヶ布川に沿った谷戸に花菖蒲育成のためのI・Tさんの圃苑がある。カワニナが住む小川が流れ蛍飛び交う地である。この地を花菖蒲と季節の野草が花咲く安らぎの苑地につくる夢が膨らむ。S-Sさんが「八重咲きのドクダミ」を持参、その幾株かを野草コーナーに植栽した。再びこの季節に訪れたとき、八重のドクダミが咲いていることでしょう。
切り株のベンチ、杉間伐材のテーブルを囲んで「蒟蒻・厚揚げ・筍や蕗の煮物・胡瓜の浅漬け・赤飯」などが用意され、ビールも開けて、ややおそいお昼ごはんとなった。幸いに梅雨の中休みの汗をかいた一日であった。






←畑の中へ踏み入って、花のクローズアップを写させてもらった。他では許されない花のクローズアップ撮影である。今ここには200品種が育成していると言う。アップの花の顔です。




←田植えが済んで間もない田圃は早苗が清々しい。側溝に小さな美しい蛇(ヤマカガシ)が赤・黒斑紋模様のウロコを見せてクネクネと気持ち良さそうに泳いでいた。この辺りは自然が豊かで、青大将やマムシも出るに違いない。

天寧寺

2006年06月18日 | Weblog
勝沼城跡から天寧寺

←写真ではシライトソウが周りに溶け込んで判りにくい。しかし、よーく見ると学名が「白い雪筆」を意味する其れらしい花穂とロゼット状の根生葉{スッキリした白糸草の全体像}を認識できる。
←上・シライトソウ(ユリ科)八王子の椚田以来二度目の出会い。その後(2007/06/26)、これがシライトソウの変種{アズマシライトソウ}であることが「楽遊会」の花友T女史の指摘がメールにてなされ判明した。確かに吹上しょうぶ公園の裏山勝沼城址の林の中にて生育していたのだった。
下・ツルアリドウシ{別名・一両}(アカネ科)新潟・守門岳、奥日光・根名草山以来三度目の出会い。
 吹上しょうぶ園の谷戸を詰めて雑木林を勝沼城跡へ抜ける途中に出合った。野草には意外と出会えない花がある。特に珍しい種で無くとも季節と場所がアン・マッチであれば出会えないし、咲いていたとしても目に入らないで通り過ぎることだってある。一期一会は野の花たちとの出会いにも言えることだ。この写真では、その花の良さを充分表現できていないので、インターネットで検索したものをリンクしてあります。(クリックで開きます)
天寧寺(曹洞宗)の法堂(本殿)。中心より少しずらしてわざとシンメットリーを外すのだと言う。垂れ下がる数珠紐が右へずれているのが判る。
←数珠球が108個紐に通してある。参拝時、紐を引くとその引き具合に応じた数の数珠球が甲高い音を発てて落ちてくる。
←境内の伽藍
←張り巡らされた渡り廊下の中門
←僧堂(座禅堂)。今日も座禅が行われている。
←指田家(寺の住職)の墓。この寺は曹洞宗では格式が高いとのことだ。ご本山の永平寺に次ぐという。私の宗派も本来父方は曹洞宗である。
←山門は色鮮やかで、きらびやかである。この門に収められた寺宝の仏像などは、申し出れば拝観が許される。
←天寧寺入り口の六地蔵尊。中心に石像を配し左右に地蔵尊を置くので、七体に見える。
←天寧寺の入り口。青梅は歴史が古い街である。立派なお寺さんが多い。

吹上しょうぶ公園

2006年06月18日 | Weblog
青梅市・吹上しょうぶ公園
初夏の谷戸に花しょうぶが咲きます

1)日時:2006年6月17日(土)
2)集合:JR・東青梅駅 AM:10:00
3)行程:吹上しょうぶ公園→勝沼城跡→天寧寺→そまのほ花しょうぶ圃苑(昼食)

貴重な谷戸地を保全するため、霞丘陵の一角、勝沼城跡歴史環境保全地域に囲まれた谷戸および、その周辺の歴史的資源を活かし、花しょうぶを主体とした公園として整備し、多くの人に憩いの場として親しめる公園作りを行っている。多くのボランテアが参加し協力しています。今日は東青梅にお住まいのIさんご夫妻のご好意にてガイド役をお願いしての花しょうぶの鑑賞会です。
←開けた谷戸に自然を残した花菖蒲苑です。オタマジャクシやカワニナが住む池や流れがあり、ヤマアジサイやホタルブクロなども咲いています。
←216品種・約10万本の花しょうぶを植栽しています。花の咲き出しは、早・中・晩の品種があり、今日は真ん中といったところです。開催期間:6月1日~6月30日、開園時間:AM9:00~PM5:00、ボランテアのガイドさんに何時でも質問し説明が受けられます。
←各品種が畝ごとに植栽されています。見ごたえがあります。以前は田んぼであった谷戸地ですので、周囲の緑が華やかな花しょうぶの開花を一層引き立てています。
←左の畝はまだ蕾です。品種によっても、生育する場所によっても開花時期が異なります。
←池の周囲にはフジバカマが植栽(1千株)されています。池の面には赤花・白花を咲かせるスイレンや{半日花}アサザのやさしい黄色花がいま見られます。
←湧き水が流れる小川があり、池がありますので、オタマジャクシ・カワニナ・タナゴ・エビ・カエル・ヘビなど水辺の生物が豊かですし、小鳥の種類も多く蛍も飛ぶ貴重な自然の残る谷戸園地です。
アサザ(Water fringe){ミツガシワ科}

鬼子母神

2006年06月16日 | 万歩会
鬼子母神は安産・子育ての神
本殿は1664年(寛文4年)、拝殿と幣殿は1700年(元禄13年)に建てられた権現造りの建物という。1960年(昭和35年2月)に都の有形文化財に指定された。
江戸時代から続く駄菓子屋さん、天然記念物の樹齢600年の大銀杏があります。歴史が感じられる境内です。私は久しぶりにご利益を願いお守り袋を求めました。ススキミミズクが名物とのことですが、生憎お店が休みで、名物おばさん愛がんの猫も休んでおりました。
←ザクロの絵馬を満艦飾に吊るす祭壇です。ザクロは子孫繁栄を象徴する果物だからです。

←境内で、うす黄色の花を咲かせている菩提樹です。生まれて初めて見ましたが、香りは栗の花の匂いに似ています。もう2・3日すると、境内はこの花のよい香りで満たされるとのことでした。