カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

手児奈霊神堂

2008年08月31日 | Weblog
手児奈霊神堂
山部赤人や高橋虫麻呂など万葉歌人によって詠まれた伝説の美女「手児奈・てこな」を祀る。霊堂前には、市川に住んでいたことがある歌手・サダマサシさん手植えの「桂の木」が、もう大きくなっていました。
睡蓮池と片葉の葦
マウスオンの変化(画像2枚)
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手児奈はあまりの美人ゆえに真間の入り江に身を投げたと伝えられています。境内に真間の入り江の名残を止める池があり、水辺には手児奈伝説にまつわる「片葉の葦」が生えています。

真間の継ぎ橋

2008年08月31日 | Weblog
真間の継ぎ橋

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大門通りは、真間山弘法寺へと続く道で、かつては参道として利用されていました。沿道の民家の壁には、市川の書家による万葉の歌のパネルが飾られています。

マウスオンの変化(画像2枚)
今は道路の一部でムクゲが咲いていますが、万葉の昔、真間の入江の入り口には沢山の洲があり、その洲から洲にかけられたのが「継橋」だと考えられています。万葉の頃は都人にも知られた橋でした。「継橋」は奈良平安から鎌倉時代前期にかけての歌枕(歌の名所)で、多くの有名歌人によって歌に詠まれています。
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足(あ)の音せず行かむ駒もが
葛飾の真間の継橋やまず通わむ 万葉集・詠み人知らず

市川・真間

2008年08月31日 | Weblog
輝け!ほりえ男塾・市川真間を歩く
堀江公民館主催(2008/8/2)第4回:歴史探訪(市川市周辺)
講師:市川案内人の会
日程:公民館9:00→千葉街道→市川公民館→大門通り{真間の継橋・亀井院}→弘法寺→千葉商大→里見公園→12:00ニッケ・コルトンプラザ(昼食)→千葉県立現代産業科学館(見学)→17:00公民館

**マウスオンの変化(画像2枚)**
由緒ある古の「大門通り」にナツヅタが全体を覆う住居があった。こんな家見たこと無い究極のエコ住宅!歩くとトンでもない発見がある。
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**マウスオンでクリック変化(画像2枚)**( 画像説明)
大門通りが真間川を渡る辺り、入江橋の上から川上と川下方向を撮る。川の流れを見る限り、方角が判らない。真間川はこの辺り、落差の無い緩慢な昔は入江の地形を流れるので、汐の干満に左右されると言う。川面を見ただけでは、川上に向って流れているようだった。

<入江橋からの真間川
古くから櫻の名所として知られてきた真間川。松戸・鎌ヶ谷・船橋・からの流れが集まり、市川市で江戸川と東京湾に注いでいます(全長8.5Km)。市川市内では住宅地を静かに流れる川として親しまれています。鯔(ぼら)なども泳ぎ、季節や時間帯によって実に様々な表情を見せてくれます。

甘草屋敷

2008年08月31日 | 万歩会
甘草屋敷{高野家住宅}
山梨県塩山市は、よく訪れる(季節を変えて乾徳山登山、恵林寺拝観、桃源郷、桃狩り、葡萄狩り、枯露柿のころなど)。桃の花が咲く季節に、甘草屋敷の雛飾りを見学したことがある。この建物は、誰でも一度見たら絶対忘れられないほどのインパクトを与える容姿をしている。末永く大切に保存してもらいたい世界遺産に比すす歴史建造物だ。

*** マウスオンアルバム***

アルバムはNo.1→No.5、母屋(南面)から右回りに、蔵→店舗(薬草店)→母屋(東面)→屋敷門である。

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No.1 No.2 No.3 No.4 No.5


向嶽寺

2008年08月30日 | 万歩会
塩の山懐に抱かれた向嶽寺境内

向嶽寺は、山号を「塩山えんざん」と称し、臨済宗向嶽寺派の大本山で、本尊は釈迦如来。国指定名勝・庭園(非公開)、重要文化財・中門、県指定・築地塀など国宝・重要文化財が24件もある広大な寺院です。寺は、こんもりと突き出た小高い山(塩の山)の南麓に抱かれるように佇んでおり、ここから南を望むと御坂山塊の上に富士山が見えます。塩山の地名、寺の名前もこれらに由来しています。


*** マウスオンアルバム***


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この寺を最初に訪ねたのは、コロ柿が吊るされる初冬の頃で、富士山が御坂山塊の上に顔を出していたのと、ドウダンツツジの間垣がストロンチュウムの炎のように紅葉していたのとを思い出した。今度は、お昼をここでゆっくりした。境内は本当によく手入れが行き届いている。庭の黒松(男松)と赤松(女松)が大きな盆栽のようだった。童謡「花かげ」の詩が、この寺で生まれたとは、感慨深い。