カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

しおかぜ緑道

2005年02月26日 | 日記
しおかぜ緑道は私のウォーキングコースの一つです。
東へも、西へも、我が家からの距離は凡そ往復3キロぐらいです。
今日は西の終点、噴水の富士山まで5歳の孫と歩きました。
孫は岩に登ったり、小さなセセラギを飛び越えたり、冬も脱がないクヌギの枯葉を
集めたり、小さな冒険が楽しいようです。
このコース、万歩計は3千歩を稼ぎます。
小さな子でも、やはり歩くのは気持ちいいのでしょう。散歩が好きです。
この道は何時も連れて歩くので、
孫が「洗濯板、オシメ、浦安石鹸」(写真参照)を覚えました。
枯葉のオミヤゲは家まで大事に持ち帰りました。

あったかぼっこのコーヒーカップ

2005年02月24日 | 日記
 今日は春一番が吹いた。
パワーアップセミナーの後、浦安市民プラザ市民ギャラリーで開催中の「森千景・絵手紙展」{あったかぼっこ}を観賞した帰りであった。
 2年前のイタリア旅行でご一緒して、夜道の案内など大変お世話になった富岡のS氏ご夫妻に、春風の運んだ幸運か、又お会いすることが出来た。
心温まる茶菓の接待をいただき乍ら懐かしく歓談した。
 出されたグリーンの草模様の素的なコーヒーカップと陶器を貼り付けた小さなスプーンがなんとも大人っぽく素的であった。海外旅行土産の話題になり、それがこだわりのハンガリー産のカップである事がわかった。そして当代島公民館から戻られたばかりのご主人が陶芸教室の帰りであったこと、奥さまはなお、その道の先達であることなども、帰り際に玄関の陶製の小物デスプレーに目が留まって、次々明かされて行った。丁度デジカメを持っていたのでテーブルにS氏創作の3個を加えて4個を並べ較べて観賞した。夫々が個性的でユニークであった。「アッタカボッコ」とは浦安の方言で「日なたぼっこ」のことを言うそうですが、そんな味わいも感じられましたあったかぼっこのコーヒーカップです。

パワーアップセミナー

2005年02月21日 | Weblog
マツケンサンバⅡ

浦安市健康増進課は40~70代の中高年者向けの「心と体のパワーアップセミナー」を開催中です。
初めに血圧や脈拍、そして体力測定がありました。
セミナーの内容(全7回)
1/19~3/16
1)オリエンテーション、体力測定、
2)ウォーキング
3)エアロビクス、筋肉トレーニング
4)同上
5)同上
6)サーキットトレーニング
7)運動のまとめ
時間:9時30分~12時
場所:健康センター2F・リハビリルーム
健康手帳を毎回持参。
その内容は
 栄養士による食事の診断、歯科衛生士による歯と歯ぐきのフレッシュアップレッスン、脈拍の測り方、万歩計貸与による毎日の歩行日数記録など、また、体脂肪率測定、運動と水分補給の大切さなど、きめ細かで行き届いたカウンセリングがあります。
 先々週は「潮風緑道」をウォーキング、そして先週は「マツケンサンバⅡ」のエアロビクスでした。
いつもは動かしていない部分を動かして、汗を流すと気分が爽快になります。寒さに縮んだ体が伸びて、体が温かく軽く感じられます。
 足裏マッサージ・ストレッチ体操・筋力アップトレーニング・エアロビクス・自転車こぎ(有酸素運動)など、よく考えられた時間割が組まれています。
万歩計はセミナー期間中、各自身につけて日々の歩数を記録します。その記録がパソコンにつなげ、グラフになってアウトプットされることになっています。最終日にどんなグラフが現れるか興味深々です。万歩計に背中を押されて感もありますが、習慣になるまで持って生きたいものです。
これから、団塊の世代が定年を控え、高齢化社会が進むにあたって、市は介護予防のための「運動のきっかけつくりにすることを目的に、このような「健康増進セミナー」に力を入れていくのでしょう。
 若いインストラクターの先生たちの懇切丁寧な指導は大変好感が持てます。
新年度は6月に又、実施が予定されているそうです。
一度、パソコンや読書などから離れて、是非受講されるようお勧めいたします。


ヤブツバキ

2005年02月21日 | 
我が家の路地庭に2本、ヤブツバキを植えている。少しピンク系の早咲きのと、赤の濃いやや遅咲き系とが共に見頃となった。大きな体のムクドリや若草色のメジロがやって来て、花に顔を突っ込んで蜜を吸う。ギャーギャーの大きな鳴き声と枝が大きく揺すられるので、窓越しに、部屋からのバードウォチングが楽しめる。
椿が咲き始めると、小さい庭で、次々に、黄梅(迎春花)、魚龍梅、桜玄海躑躅など春先駆けの花々が咲き継ぐ。開花のピッチが加速される。
ツバキの学名がCamellia。「資生堂の花椿」「カメリア・ダイヤモンド・マキ」などデザインやブランドにも、女性に縁が深い花である。

青梅の街散策と石器づくり

2005年02月10日 | 万歩会
青梅石灰と宮ノ平
青梅は中世より森林資源の供給地として重要視され、江戸時代になると石灰(いしばい)が注目されるようになった。家康は1606年から江戸城の大改築に取り掛かり、この時必要だったのが白壁の材料となる石灰だったのです。青梅の石灰は日光東照宮、名古屋城、二条城白壁にも使われました。
石灰上納の命ごとに、何千両もの代金が支払われ、成木地方の貴重な収入源でありました。江戸に石灰を運ぶ石灰の道は青梅街道をはじめ、幾つもの街道を作り、伝馬制度による多摩地方の発展に大いに寄与しました。石灰焼きは石灰石を掘り出し、薪の準備など多くの人々により、70日~80日かけてやっと出来上がったそうです。
先ず三方と底を石で囲み、薪を積み、その上に石灰石を積み、火をつけ、石灰石が焼けたら(900℃以上)上から水をかけると石が粉々になり石灰が出来ると言う。
青梅線と石灰石
明治時代半ばになると、石灰の輸送手段として鉄道が注目され、1891年(明治24年)日向和田石灰山の開発のために「青梅鉄道創立願」が小沢太平初め、16名により提出され1894年1月には工事が始まりました。
 立川駅を起点とし、拝島・福生・羽村・小作の5ヶ所を停車場として、青梅までが11月に開通。
翌年日向和田(現宮ノ平)間も開通し、総延長20km余となりました。
当時の鉄道は線路幅69cmの軽便鉄道で、貨車も客車も小さく、子供が走って汽車を追い抜いたというエピソードがあるほどです。
「青梅線、石より人が安く見え」という川柳があるほど石灰優先の鉄道でありました。
大正時代の「筒井商工石灰窯跡」が宮ノ平で見られます。(抜粋)
永山丘陵ハキングコース
 梅岩寺:幹周り2.65mの「しだれざくら」は市の天然記念物に指定され有名
 旧稲葉家住宅:青梅が市場集落であったことを示す代表的な家屋で、屋号は「稲葉店」と言い、江戸時代、青梅宿の町年寄を務めた家柄で、材木問屋や「青梅縞」の仲買問屋として活躍した青梅有数の豪商でした。
18世紀後半の建築と推定され、デコボコのガラス戸は大正時代のものです。井戸も当時のものです。
1981年東京都有形民俗文化財に指定されました。
 金剛寺:市名「青梅」発祥の地として有名な古刹。
 明治4年多摩郡は神奈川県に属し、12年に東西南北の4郡に分割され、東は東京府に編入、残りの3郡は神奈川県に属していました。「三多摩」の呼び名はこの時生まれました。
青梅は西多摩郡に属し、金剛寺内に西多摩郡役所が設けられ、そして明治26年(1893)東京府に編入されました。
 山門・将門誓いの梅・しだれ桜(梅岩寺のと兄弟にあたる。根元の石碑は松尾芭蕉の句「梅の香(うめがか)にのっと日の出る山路かな」を彫ったもの)・鐘楼(漢文16年1666の銘がある高さ106㌢直径69.2㌢の鐘で青梅の由来が刻まれている)

 郷土博物館:石器づくりの実験考古学の第一人者であられる久保田正寿先生(立正大学講師・郷土博物館室長)による「打製石斧」を多摩川の河原で実地に作る実験講義を受けました。
縄文時代人の矢じりや斧などを作る二つの方法を教えて下さり「目からうろこ」の理解が出来ました。
 万歩会は身近でありながら、或いは身近であるために、反って知らない事柄・地理・歴史・民俗文化・建物・自然などを歩き訪ねている会です。1日1万歩を超えて歩いてくると、その夜は疲れてよく眠れます。
何時も例会は毎月、1回実施されます。2月例会は28日、越生梅郷周辺散策の予定です。