カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

開くん補助なしに乗る

2005年04月17日 | 日記
今日初めて補助なし自転車に開くんが乗れました。
自分で目標を持って、それに向かって努力すれば、達成できることを学んだ貴重な日でした。
彼は達成感の嬉しさや、新しい世界が開けた爽やかで晴れやかな気持ちを体感したことでしょう。2005年4月16日(土曜日)は彼にとって「やれば出来る」と言う自信が生まれた記念日になりました。

青梅宿を歩く

2005年04月13日 | 万歩会
青梅宿(歳時記4月上旬)
 
しだれ桜(梅岩寺・金剛寺・平岡邸)
青梅路を歩くパートⅡとして今回はお花見に出かけました。
2005/4/9(土)
コース
青梅駅→七兵衛稲荷→梅岩寺(枝垂桜)→旧稲葉家(豪商)→大多摩酒造→金剛寺(しだれ桜)→平岡黄梅邸(シダレサクラ)→男井戸/女井戸(オイドメイド)→龍淵橋(多摩川河原で昼食・石器づくり)→旧宮崎家住宅(国重要文化財・1700年代の山間部農村生活を知ることが出来る)→青梅市郷土博物館→鮎美橋(多摩川河畔はソメイヨシノのサクラ並木)→宗建寺(根岸典則の墓・裏宿七兵衛の墓・ラカンマキの木・毘沙門天を奉る)→延命寺(夜叉神の形相をした仏画の大黒さまを奉る)→東青梅駅
ここ2~3日の暖かさでソメイヨシノがパッと満開になりました。6日にはまだ西武新宿線で満開のソメイヨシノがたった一本であったのが、今日は全てが満開の見事さであった。中でも沿線では国立音大構内アプローチの桜並木が特に素晴らしいと思う。
青梅線の電車からも眺められる梅岩寺の枝垂桜は2本である。これほど素晴らしい枝垂は生まれて初めて見た。花は半開と言うが桜は満開が好い。見上げると黒い幹が血管のごとく黒々と走って、空と花の色が対比を見せ、古木でありながら、それはそれは大きく見事である。今年のお花見は絶好の花見日和に恵まれ、一期一会の忘れがたいものとなった。今日のこの姿を大風にめげず、何時までも見せてくれるように願わずにはいられなかった。
また、大多摩酒造では麹室の心臓部まで親切な説明で見学が出来るチャンスにもめぐり合えました。
こんなに素晴らしいお花見ができる「生きている幸せ」を感じた一日であった。11460歩。
青梅路歳時記6月は吹上の菖蒲園が素晴らしいと言う。

野山北・六道山公園散策

2005年04月13日 | 万歩会
カタクリの花を見に行く
万歩会4月例会:日時2005年4月6日(水)
西武拝島線の玉川上水駅から初めてのモノレールにて終点上北台駅に到着。ミニバスがコブシの並木路を通過すると、程なく村山温泉「カタクリの湯」で下車。この辺りは村山貯水池の南面に位置する雑木林と谷戸がよく保存された東京都最大の里山公園です。狭山丘陵とその延長線上にある武蔵野台地との関わりの中に近年着目される里山が形成され、武蔵村山市の歴史と伝統文化を訪ねる歴史散策コースでもあります。今日はカタクリの花や六道山の展望台から見る山桜がお目当てです。里山に芽吹く若葉や田舎を想い起こさせる懐かしい早春の野山を散策しました。
コース
上北台駅(多摩都市モノレール)9;32→9:49かたくりの湯10:00→カタクリ群生地10:30→11:00六地蔵→(昼食)里山民家園→六道山→15:30箱根ヶ崎駅(JR八高線)
今日は北斜面に広がるカタクリの群生地と水芭蕉が見頃でした。ヒロハノアマナ(日本産チューリップ)の植栽品も見学。山中、赤い実をつけたアオキのなんと素晴らしいことか再認識させられました。ソメイヨシノは2~3分咲きでしたが、その代わり白木蓮と辛夷が満開で見事でした。17867歩。


西鎌倉の古刹と源氏山散策

2005年04月02日 | 万歩会
西鎌倉の古刹と銭洗い弁財天
鎌倉駅西口に午前10時集合。10:00→10:10寿福寺10:30→英勝寺(素通り)→10:40浄光明寺11:00→11:15海蔵寺11:35→11:45化粧坂切通し→12:00源氏山公園(昼食)12:40→12:45銭洗い弁財天13:15→13:30佐助稲荷神社13:50→14:20鎌倉駅西口(解散)

万歩会3月例会は西鎌倉を歩いた。最初の寿福寺(総門から山門に至る参道石畳の意匠が有名)には北条政子と源実朝のやぐら(やわらかい岩盤の崖を削って造った法華堂)がある。そして高浜虚子、大仏次郎の墓もある。次の英勝寺(太田道灌の屋敷があった地に徳川家康の側室となったお勝の方が創建した現在鎌倉に唯一残る尼寺)の境内には市の天然記念物の侘助椿、唐楓を始め道灌ゆかりの山吹などがあるという。浄光明寺(1251年創建。1335年、足利尊氏が後醍醐天皇への謀反の意志が無いことを示すため、この寺にこもったと伝えられている。)の阿弥陀堂、本尊阿弥陀如来像は宝冠阿弥陀と呼ばれ国の重文で有名。直ぐ傍に天然記念物イヌマキの大木が茂る。今日は運良く拝観日で解説が聞けました。海蔵寺の門前には安達泰盛の娘が「千代能がいただく桶の底ぬけて 水たまらねば月も宿らず」と詠ったことに由来する「底脱ノ井」がある。白木蓮や三叉が咲く境内は美しい。
鎌倉五山、格順、第一位、建長寺、以下、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺。
   京五山、格順、第一位、南禅寺、以下、天龍寺、相国寺、東福寺、万寿寺。

往時を偲ぶ「化粧(ケハイ)坂」切通しの摩滅した砂岩の道を登って源氏山公園へ。キブシの枝にしがみついてリスが花を黙々と齧っていたり、旋回するトンビが握り飯を略奪するハプニングに出会ったりした。スミレ咲く「日野俊基処刑の地」を経て、崖をくりぬいたトンネルを抜けると、広くないが開けた空間に出た。そこが銭洗い弁財天。洞穴に泉が湧き、外人さんも同じように洗っていた。競馬場遊びのために、お札まで竹篭に入れてご利益の水をかけた。そして片参りにならぬよう佐助稲荷の奥社も参拝。神主さんが今はもう鎌倉では害獣扱いと困ったように話す可愛いリスが沢山いました。
古都鎌倉は緑の丘陵に囲まれ、発達した谷戸の奥に多くのお寺を孕みます。今日は色々な椿の花を見ることが出来ました。小町通りにて「黒蜜くずきり」を注文。鎌倉は何時来ても歩いて楽しく、季節の息吹を垣間見ることが出来る心休まるところです。NHK・FM名曲リサイタルの収録にも間に合い、コロラツーラソプラノ臼木あいさんと礒絵里子さんのバイオリンが共に充実した演奏会であった。22555歩。