Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2
身体のこと、家の事、仕事や他のことが重なってしまい、なかなかフラットマンドリンまで手が回りません。
でも少しずつ手を入れています。
指板が均一ではなく、フレットも痛んでいたのでその交換と指板の平面出しをおこないました。
そしてひどくはありませんでしたが、ネックの順反りをトラスロッドで調整。
「これぐらいかな」と思っていたのですが、時間とともに気にかかることが、塗装です。
これが作られた年代、木部に着色した後のクリア仕上げはおそらくニスかラッカーです。
工房ではひとつひとつ丁寧に仕上げられますが、この個体はそこまで丁寧に作られていません。
仕上げの塗装の厚さにムラがあり、クリア塗装が黄変しています。
それで普通は絶対にしないのですが、吹付で塗装された塗膜を下地が痛まないギリギリまで落とし、
再塗装することにしました。音に影響が出る可能性も覚悟の上ですが、目をつぶれない、悪い癖です。
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普通フレットはニカワのような、熱を加えると柔らかくなるノリで指板の溝に取り付けられています。
指板は固い木材が用いられているため、外す時は割れないようにハンダコテで熱を加え引き抜きます。
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しげぴさんへ
「気遣ってくださり、本当にありがとうございます。
今月初旬、それまでに仕事で体を冷やしたのが悪かったのか、背中から腰を痛めてしまいました。
その時点で年内仕事がないと知らされていたので休養できると思っていましたが、
急ぐ仕事が入りそうもできず、今日まで来ました。身体は大事にしようと思います。
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ラリー・キャンベルという名前をお聞きになったことはあるでしょうか。
カントリー、フォーク、ブルース、などのジャンルで多くの弦楽器を演奏するマルチ音楽家です。
フラットマンドリンは彼に影響を受け始めたのですが、
普段はブルーグラス、今は " Harvest Moon "(ニール・ヤング) に取り組んでいます。
上手くはできませんが、日常から離れたい時の気分転換です。
しげぴさん、コメントありがとうございました。前を向いて頑張ります。」
更新が遅れていますが、何かあったのでしょうか。どうかくれぐれもお身体に気をつけて下さい。