京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

漢詩

2023-01-02 22:13:22 | 気になるコト
こんばんは。
今日は、個人の年賀状の題材を探して
目にした漢詩と、その挿絵のお話です。

この挿絵の付けられた漢詩は(日本語訳)
『山中対酌』といい、

” 両人酌み交わし さしつさされつ
折からに山の花咲く 一杯一杯また一杯。
陶然として我酔いぬ い(寝)をなさむ。
君しばらく去り給え 意(こころ)のあらば
明日は琴を抱きてまた来たれ ”

という詩で、李白が詠んだそうです。

追放の身になり、
山中で仙人の様に暮らしている時に
友か、はたまた旧知の人か
商人かが通りかかり、
楽しいお酒を酌み交わし過ごした。
しばらくすると疲れて眠くなったから
君、今しばらく帰ってくれ。
でも、次に(明日)通りかかったなら
(又は訪れたくなったら)
琴などを弾いて、また飲み交わし
過ごそうじゃないかという
日本語意味が書いてあったと思います。
(今しばらく帰れってワガママ~)笑

昨今、例の風邪で制限のある生活が
まだまだ続きそうですが、
こうやってふらりと、友と飲み交わしたり、
話し込んだりすることが
再び訪れたらいいな~と思ったので、
ここに載せました。
さしつさされつ、美味しいご飯と共に
楽しい時間を共有する。
なんとも贅沢じゃないですか~。


よく見ると素敵な盆型テーブル。
あれ欲しい(笑)
皆様も、語らいたい友人と
さしつさされつ(対策を十分して)
楽しんで下さいね。私も混ざりた~い。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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