毎年、夏の終わりから年末に向けて次の年の干支の作品を作ります。
今回は、ぐい飲みの釉薬賭けのお話。
ちょいちょいご紹介しておりますが、
ぐい飲みに釉薬を掛けるとき、職人のちょこっとした技として釉薬の垂れを作ります。

釉薬を掛け、上に向けるタイミングで超格好イイ流れができるのです。
流れすぎても、流れなくても、一筋では駄目、茫洋とした流れでも駄目。
ピリリとした格好イイ流れになるように、毎回がんばっております。
(とか言いつつ、結構誰にでもできる技術なのですが(笑))
焼きあがった姿はコレ。

見えてなーい!(笑)
そうなんです、元々透明釉だし、ハンコが目立つし、
全くといっていいほど、苦心している流れは見えないんですよね~(笑)
でもコレを例えば、大事に使ってくださり、
干支が一回り、ふた回りした頃、釉薬の細かな貫入(かんにゅう・ヒビのことです)から
少しずつしみこんだ、お酒や水分からの黒ずみで
流れが浮き出てきて、景色になる・・。かも知れないのです。
盆栽や森はその日のうちには完成を見ませんが、
何十年後のその姿を想像しながら育てる・・
私も、そんな感じに育ってくれればなぁ~と、掛けるのです。
実際は知らんけど(笑!!)
皆様も、お手元に気に入った器があるならば、
割れてしまうリスクもありますが、数年後の姿を楽しみに育ててみませんか?
私?今のところ人間を育てるので精一杯!(笑)
ではまた。
今回は、ぐい飲みの釉薬賭けのお話。
ちょいちょいご紹介しておりますが、
ぐい飲みに釉薬を掛けるとき、職人のちょこっとした技として釉薬の垂れを作ります。

釉薬を掛け、上に向けるタイミングで超格好イイ流れができるのです。
流れすぎても、流れなくても、一筋では駄目、茫洋とした流れでも駄目。
ピリリとした格好イイ流れになるように、毎回がんばっております。
(とか言いつつ、結構誰にでもできる技術なのですが(笑))
焼きあがった姿はコレ。

見えてなーい!(笑)
そうなんです、元々透明釉だし、ハンコが目立つし、
全くといっていいほど、苦心している流れは見えないんですよね~(笑)
でもコレを例えば、大事に使ってくださり、
干支が一回り、ふた回りした頃、釉薬の細かな貫入(かんにゅう・ヒビのことです)から
少しずつしみこんだ、お酒や水分からの黒ずみで
流れが浮き出てきて、景色になる・・。かも知れないのです。
盆栽や森はその日のうちには完成を見ませんが、
何十年後のその姿を想像しながら育てる・・
私も、そんな感じに育ってくれればなぁ~と、掛けるのです。
実際は知らんけど(笑!!)
皆様も、お手元に気に入った器があるならば、
割れてしまうリスクもありますが、数年後の姿を楽しみに育ててみませんか?
私?今のところ人間を育てるので精一杯!(笑)
ではまた。