goo blog サービス終了のお知らせ 

京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

パンドラの箱

2014-03-16 13:05:06 | 気になるコト
窯焚きの話・続きです。今頃~な感じですが(笑)

玄窯は、実は大きく分けて穴窯形式の半地下の部屋と、
登窯形式の、地面の上に、段々に作られている部屋とがあります。


この、手前のグレー部分が穴窯形式。

その後ろ部分が( 写真ではわかりにくいですが )、登窯。
今日は、登窯のお話。


登窯は、扉の横の小さな四角く開けられた穴から、
松割木を入れるので、かなり地味(笑)


しかし、小さい穴だけにしっかり狙いを定めて入れないと、焼き終わった時に
この部分、薪が足りていないねというのが、一目瞭然。
灰の残り方が、ぜんぜん違ったりするのです。

そして、朝日焼の要。紅鹿背や鹿背を多く取るのがこの残り二部屋の登窯。
時間は・・一部屋目で、夕方6時ごろから約3時間。
その後、11時ころから又3時間・・。
目安ですので、終わるころは明け方未明。



次は5月末ごろの予定。
この小さな穴( 箱 )の蓋を開けるのが、希望となるのか はたまた・・・となるのか。
皆様の応援、頼りにしておりま~す!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする