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ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

千石さんと山岸さん

2013-08-21 10:26:41 | 本を読んで
「キリストに近づくと自分が死ぬ」「キリストいわく、[古き人]が死ぬ」

「罪というものは[古き人]にしか作用しない。」

千石剛賢さんの本を読んで、今の時点で思うのは、

[古き人っていうのは自我の強い、自分が自分がという自己顕示の強い、

正しさを固く持ってる人のことかなと思った。

生まれたての赤ちゃんは真っ白なんだけど、

やはり一人一人癖を持ってる。親から受け継がれたものとか、

その親に限らず、それまでのものを持って生まれてくるのかと思う。

何故かこういうのが好きとか、何故か気性が荒いとか、

何故か、穏やかだとか・・・

環境でそうなったと思えないものも確かに在る。

そういった今までのものをしょって生まれてくるのが人間。

いろいろとしょっている存在だということが原罪だと、

千石さんは解釈してるのかと、私は受け取った。

その原罪をしょってないのがイエス・キリストだと。

その人ただ一人であると。

キリストが処女受胎で生まれたとされているのは、

そういう意味を含んでいるのかと思った。

でもマリアの存在はどうなんだ?が生まれちゃうな・・・

「釈迦や孔子は生活できないが、イエスは生活できる。

イエスの考えをどんどん生活していく。・・・

これはもう理屈じゃねえ。生活するよりしょうがねえ。

これをさかんにみんなに言ってるんです。

簡単なことなんです。実に簡単なんですけども、

伝えようと思ったら、めちゃくちゃに難しい。・・・・」

釈迦や孔子は彼の解釈でいう原罪を持っているから、

その生活を真似ても意味は無い、

と千石さんは言ってるのかと思った。

この引用した文章の最後の部分、“簡単なんです・・

でも伝えようと思ったら、めちゃくちゃ難しい”・・・

青い本の山岸さんも同じような感想を持っただろうことが想像できる。

千石さんはそれをイエスの方舟という組織で、

その人たちに口であ~だこうだ伝えたみたい。

懸命に彼は“教えた”みたいだ。

山岸さんは教えることの弊害を知り尽くしてた。

だからあの青い本を書いたのかと思う。

あの青い本は判断だらけの自分が読むんじゃなくて、

自分の判断をちょっと棚に上げて、ちょっと死んでもらって、

まるで山岸さんが読むように読めるようになるまで、

彼は待っているんだと思うなぁ。




千石剛賢さん

2013-08-21 09:43:41 | 本を読んで
千石イエスという名前はマスコミが付けたもので、

本人の千石剛賢さんは大嫌いだとその著書にあった。

「隠されていた聖書 (サブタイトル、なるまえにあったもの)」と、

「父とは誰か、母とは誰か、」という彼の2冊の本を読んでいる。

もうじき終わる。

彼の話し言葉で書かれてあって、この本を読みたい!と、

強く思わないと読み進めない・・本だろうなぁと思った。

罪の法則とか、原罪とか、イエスを生活する、とかの言葉が

たくさん出て来る。

こういった言葉を今自分が持ってる判断で読んだら読めない。

この言葉を使って、言いたい、伝えたい彼の中身はどんなものか?

それを探りながら読む。

自分が読むんじゃなくて、彼に読まされる・・みたいでないと、

読めない本だった。

あの青い本もそうだし。

彼、千石さんも聖書の中のキリストの言葉や聖句というものを、

そういう立場で読んだのだろうと思う。


日常での、どの本もそうだろうと思うし、誰の言葉もそうだろうと思うけど、

すぐぱっと反応してしまうのは、

やはり真意を(聴きたい)という意志が、

自分に用意されてない状態で居るとそうなりやすいのかと思う。

そして、真意を聴くのに邪魔するものは、

自我というキメツケによるトラワレなんだと思う。

その最大が無意識のうちにある、自分の考えが“正しい”というもの。

(聴きたい)が強ければ、それが外れるのか・・・

それが外れるから、聴けるようになるのか・・・

ユイちゃんとママ

2013-08-21 08:26:46 | テレビを見て
今朝の連ドラ「あまちゃん」

ユイちゃんママがちょっと出た。あれから初めて。

この前、あまちゃんママが自分の母親である夏ばっぱのことをほとんど知らないと

気づいたとき、傍に居たユイちゃんがアップで出た。

ユイちゃんはこんなふうに思ったんちゃうかな・・・

自分のことばかりが頭を占め、

母親という一人の人間が何を思い、何がしたくて、何を考えているのか・・

といったことに全然関心を払ってなかった。

知ろうともしてなかった自分だった・・・

自分に自分の思いや考えがあるように、

ママにもママのそれがあるってことに気付いた・・・

それがどういうものかわからないけれども、

在るってことに気付いた・・・

そういう展開がユイちゃんにあっただろうことが、

今朝のユイちゃんとママのやりとりやその表情で感じられた。

いっときの良くないことが、長い目で見たらいいことだった、

・・・なんてことは多い。

それだから人生は面白い。