歌わない時間

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米国のコンソート

2008年08月07日 | 音楽について
■トリニティ・クワイヤの歌手たちの情報を得ようとしてGoogle経由でいろいろなサイトに立ち回ってみた結果、トリニティ・クワイヤのあるニューヨーク近辺には、思いのほか数多くの古楽グループがあって、それぞれ盛んに活動していることが分かりました。また、トリニティ・チャーチではトリニティ・クワイヤ以外の演奏家によるコンサートもしばしば開催されていて、そこにも古楽の演奏家が登場するようです。で、昨年から今年にかけて新たに知ったアメリカの古楽グループのウェブサイトをまとめて書いておきます。

Baltimore Consort
器楽アンサンブルが基本で、これに1声ないし2声ていどの声楽が加わる形態。このコンソートはドリアンに録音があります。トリニティ・チャーチでの2007年12月13日のコンサートがネット経由で視聴できます。

The Newberry Consort
HMFに録音のあるデイビッド・ダグラスがリーダー。シカゴの団体。ここも器楽が基本で、場合によっては声が加わる。新しいほうではヘンデルもやるようです。サイトに試聴音源が置いてあります。

Tiffany Consort
ここはア・カペラのアンサンブルで、トリニティ・クワイヤのマーサ・クルーバーやキルステン・ゾレク-アベラが歌っています。そのほかにもサイトのトップページの写真の、ゾレク-アベラの一段下に立っている女の人もトリニティ・クワイヤで『ダイオクリージャン』その他を歌っていました。古楽だけでなく現代ものも歌うようです。録音もあるようですが、聴いたことはありません。

Waverly Consort
サイトに飛ぶといきなり曲が流れるので注意。この曲、聞き覚えはあるけど曲名分からない…。ここのコンソートはかつてVirginにも録音していました。

New York Polyphony
基本は男声4人組のア・カペラ。テナーのジェフリー・シルバーがトリニティ・クワイヤに参加していました。《I sing the birth》というデビュー・アルバムが出たんですけど、買いそびれた…。バリトンのスコット・ディスペンサは2007-2008のシーズン、ティファニー・コンソートでも活動。

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