歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

クリスティの『ベルシャザル』

2013年10月29日 | 音楽について
クリスティ指揮の『ベルシャザル』が出るとな。いいかもしれない。わたしはピノックで一応満足してるから、買うかどうかは分からないけど。これから買う人はまあクリスティを第一候補にしておくべきでしょうね。クリスティももういい歳だろうが、元気だね。ヘンデルもいろいろ意欲的に取りあげてくれているようで、何よりだ。

そうだった。かつて調べたようにクリスティは、コープマン、ルーリー、ジギスバルト・クイケンとともに44年組なのだった。ルーリーはさておき、コープマンやクイケンのほうがクリスティよりはだいぶ下のような印象がありますけどね。

もちろんヘンデルの傑作のあらたな名盤を世に出してくれるのもありがたいし、パーセルとの相性も決して悪くなかったが、やはりわたしには、室内楽的な演奏でシャルパンティエの内輪な音楽にやわらかな光を当ててくれたころのクリスティがもっとも好ましかった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿