笹生陽子『きのう、火星に行った。』(講談社文庫)読了。児童文学。中編。小学六年の山口拓馬という男の子が語り手。とくに努力しなくても勉強も運動もそこそこできちゃう男の子。この子が、体質が弱くて転地療養していた弟が久しぶりに自宅に帰ってきたことをきっかけに成長する話。
土曜日の夜中の12時過ぎてから読みはじめて、2時前までかかって読み終わりました。この手の児童文学、この夏にもっと読もうと思ってたんですけどねえ。
この拓馬という子のキャラクターがちょっとね。いい子すぎると思いました。席替えでいちばん後ろの窓際の席になって居眠りするとか、久し振りに会った弟に対して素直に優しくできないとか、そういう変化球はあるにしても、やっぱり基本的には、よくできる優等生なんですよ。勉強も運動もできて、いざとなると性格もいい子なのね。それがちょっと不満。
土曜日の夜中の12時過ぎてから読みはじめて、2時前までかかって読み終わりました。この手の児童文学、この夏にもっと読もうと思ってたんですけどねえ。
この拓馬という子のキャラクターがちょっとね。いい子すぎると思いました。席替えでいちばん後ろの窓際の席になって居眠りするとか、久し振りに会った弟に対して素直に優しくできないとか、そういう変化球はあるにしても、やっぱり基本的には、よくできる優等生なんですよ。勉強も運動もできて、いざとなると性格もいい子なのね。それがちょっと不満。