写真1 14:05 名のごとく、未の刻、午後2時に開花している未草・ヒツジグサ
写真2 14:05 花、葉ともに水面に浮く。広い楕円形の葉は光沢がある。写真1と同一個体
写真3 14:06 緑色の4枚の萼。閉花あるいは開花の途中の未草・ヒツジグサ
写真4 14:06 未草・ヒツジクサは8~15枚の白い花弁をもつ。黄色の雄しべが見える
写真5 秋、水中に徳利型の茶色の実をつける未草・ヒツジグサ
写真6 真菰・マコモや葦・ヨシと競いつつ、白い花と葉を水面に浮かべる未草・ヒツジグサ
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ここは秋田県北秋田市(旧合川町)上杉の昔から使われている溜池
日本に自生するスイレンの未草・ヒツジグサが白い花を水面に浮かせている
本種は沼や池に生えるスイレン科の多年生水草
底をはう地下茎から花柄と葉柄を伸ばし、水面に葉を浮かせ、径約5cmの白い花を浮かす小型のスイレン
西洋のスイレンより小型で花弁数も少ない
学名はNymphaea tetragona
和名は花が未・ひつじの刻、午後2時頃に開くことに由来
しかし写真に見るように、この時間帯に開くとは限らず個体差がある
謝辞:JAあきた北央の疋田俊一郎組合長はじめ組合職員の皆様に未草の情報をいただきました。また2009年10月14日は伊藤課長に、2010年07月25日は疋田組合長に、ご多忙のなか溜池へご案内いただきました。ここに、あらためて御礼申し上げます。
引用・参考文献等:*『山渓カラー名鑑 日本の野草』508-509頁、株式会社 山と渓谷社、1983 *未(ひつじ)の刻には花を閉じるスイレン;弊ブログ2011年08月05日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1~写真4・写真6;2010年07月25日、写真5;2009年10月14日 撮影地:秋田県北秋田市上杉
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