Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

鯖街道を歩く76km完全踏破 4日目

2022年11月06日 | 
10/31(月)、今朝も長い廊下、長い階段を経て朝食を取り、
山荘くつきをチェックアウト。
バスできのうのゴール地点 山帰来へ向かいます。
きょうは山帰来から久多まで歩きますよ。
2日目と同じ、全舗装道歩きなので、ちょっと面白みに欠けるかなぁー。
さっそく出てきた大宮神社にに立ち寄り、旅の安全を祈願。
清流 針畑川沿いに進みます。
全校生徒が5名という高島市立朽木西小学校前を通過。
しばらくはお家もない道を歩いて行きます。
ちょうど轍の掘れた舗装道を修復中で、たまに工事車両が行ったり来たり。
ポツンと建っていたお家の壁に針畑郷のえ~とこが書いてありました。
二重丸のおにゅう峠の雲海を見てみたかったな。
その横面には干し柿がたくさん。
ひたすら歩く8人衆。
歩き続けるうちにようやく小さな村が見えてきたぁ~。
なんかうれしい。
古屋の集落に入りました。
なんと郵便局があり、そこで利用者の村人発見。
畑を耕しているお父さんに声をかけてみましょう!と楠さん。
ズーズーしくもお庭にお邪魔し、お話を伺うことができました。
やはり冬は寒過ぎるので、京都市内のお家で生活するとのこと。
息子達も誰一人ここでは暮らさず、自分たちの代でこの家も空き家になるだろうと。
昔は鯖街道を歩く行商人が必ず立ち寄り、魚を買っていたそうです。
古屋の集落も過疎化が進み、将来どうなるのかとても不安そうでした。
ここを過ぎると、またしばらくお家がなく・・・。
そんな中、きょうも紅葉を見つけるとみんなで写真撮影。
山に囲まれた道を進んで行きます。
志子淵神社に着きました。
安曇川上流の滋賀県高島市では林業が主な生業で、木材を筏に載せて京や奈良の都に運搬。
流れが速く危険を伴い、その無事を願い、この流域では数多くのシコブチ神を祀る神社があるそうです。
神社を後にし歩いて行くと、民家の屋根に猿を発見。
やはりきのう山中で見つけた齧った梨はお猿さんの食べ残しかも?
お昼になるという頃、楠さんが川沿いの空地を見つけ、そこでランチタイムとなりました。
グリーンパーク想い出の森 特製の豪華二段弁当。
おかずもたくさん。
なにより鯖寿司が入っていたのが最高でした。
またいい感じの紅葉が出てきました。
あまりになにもなく、紅葉くらいしか盛り上がれない・・・。
食べ切れないほどのお弁当パワーで、力強く歩いてます。
針畑川を右に見たり、橋を渡って左に見たりと川沿いを進みます。
小川というのは滋賀県高島市朽木小川の「小川」。
さらに進むと、ついに京都市に入りました!
福井県から滋賀県に入り、いよいよ京都です。
振り返るとそこには滋賀県高島市朽木の標識が。
左に針畑川見ながら進みます。
橋を渡ると、その針畑川の支流である久多川に変わりました。
きょうのお宿は久多ですから、近づいてきましたよ。
久多川合町に入りました。
キャンプ場の里ですか・・・。
久多川支流の橋を渡り、緩やかな坂を上ります。
久多の里自然環境活用センターに着きました。
トイレをお借りし小休止。
ここにある地図で本日のお宿を確認。
赤い四角がその農家民宿「ゆるり」さん。
あともう少しだぁ~。
道路脇にこんな鯖街道の看板がありました。
木製の鯖が下がっているのがいいですね。
ここにも志古淵神社がありますね。
宿に着く前にお詣りしときましょう。
久多に大きいホテルはなく、今夜は参加者が各所の農家民宿に分かれます。
まず最初に出てきた「ゆるり」。
ここにワタスを含めた女性参加者3名が宿泊。
ご夫婦と男性参加者2名と楠さんの男性3名は他の2ヶ所に宿泊。
さっそく奥に入ると母屋がありお父さんと女将さんが迎えてくれました。
田舎のおばあちゃん家に来た感じ。
組子がとてもしゃれてます。
さっそく家で取れた柿をどうぞとお父さん。
ワタス柿が苦手なのよ。(心の声)
ごめんなさい。いただきませんでした。
お風呂は小さく、1人ずつ順番で入りました。
あー、ビール飲みたい!
女将さんに聞いてみると缶ビールがありますよと。
さっそくプシュ。
夕ご飯は野菜もお肉もたっぷりのしゃぶしゃぶ。
残したらいけないと、みんなでがんばって完食しました。
各自で布団を敷き、私は手前の和室に。
奥の和室は大きな仏壇があり、お父さんが襖で覆ってくれました。
女将さんは予約が入った時だけ、街中のお宅から久多まで通っているそうです。
明日は行程中一番長い上、2つの垰を越える山道が待っています。
ここまでずっと晴れていたのに、明日の予報は雨。
早発ちし、少しでも雨を避けられたらいいな。