Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

鯖街道を歩く76km完全踏破 3日目

2022年11月05日 | 
10/30(日)、2連泊したホテルせくみ屋さんをチェックアウト。
鯖料理、美味しかったです。
等身大のオバマ元大統領(187cm)とバイデン大統領(183cm)に見送っていただきました。
お2人とも思ったより身長が高く、オバマ氏にいたってはかなりの小顔でモデルの様ですね。
マイクロバスに乗り込み、きのうのゴール 上根来休憩所 助太郎へ。
ここにもきれいなトイレがあり、さっそく利用。
ツアー恒例の準備体操をして、8時45分頃スタート。
きょうはここ上根来から針畑峠~山帰来まで歩いた後、朽木までバス移動します。
きょうも出てきた地蔵堂。
しっかりした立派なお堂です。
標識、見っけ!
その後ろがおどろおどろしいけれど。
こちらは廃屋となった畜産団地跡。
安価な輸入牛肉が国内に流通したことにより、1991年に廃業に追い込まれたそうです。
少し歩くと、ようやく舗装道横から入る百里ヶ岳登山口に着きました。
平成30年に建てられた立派な石標。
長距離歩くなら、こういう道が足にやさしいのよ。
1列になり進んで行きます。
誰かさんが齧った梨が落ちていました。
お猿さんなのか?
たまに紅葉していると、みんなで写真撮影。
おっと、左奥に乗ってきたマイクロバス発見!
ちょうど道路と交差するところで、ドライバーさんが気を利かせて待っていてくれたのでした。
まだ歩き始めたばかりですし、さすがにここでもうバスに乗る参加者はいませんでした。
再び登山道に入ります。
みなさん、いい調子で歩いています。
小浜から18.5km進みましたよ。
池の地蔵前で小休止。
祠の横には井戸がありました。
標高700mでも枯れることがない石積みの井戸で、今も枯れることはないと説明書きがありました。
つかさず蓋を開く添乗員の楠さん。
確かに水はありました。
江戸時代、小浜住の明庵禅師が鯖街道を行き交う人々のために掘ったそうですよ。
開けたら閉めて再スタート。
根来坂峠 標高830mに着きました。
往来の安全を見守る根来峠地蔵菩薩。
ここは琵琶湖西側の高島トレイルとも交わっています。
高島トレイルは前半を歩いたことがあるので、親近感があります。
ちなみにここは後半なので、歩いたことはないんですが・・・。
福井県小浜市と滋賀県高島市の境になっていて、高島トレイルの標識には「高島市」と記載されています。
2つ目の滋賀県に入りましたよ。
12時を回っていたので、ここでお昼を取ることに。
きょうのお弁当はなんと竹かご入り。
初日に伺った とば屋酢店特製の「若狭特産へしこのせ弁当」です。
へしことは、鯖などの青魚を塩漬けし、米糠に漬け込んで熟成させた郷土料理。
ばらして上にふりかけてあります。
また鯖が食べられて、よかった。
根来峠を下って行くと、開けたところに出ました。
わぉ、紅葉が素晴しい。
また道路と交差するところに出ました。
きょうは要所要所でバスが併走し待機。
焼尾の地蔵まで下り、再び道路へ。
魚形の看板がくっついていました。
ここでついに参加者1名が誘惑に負け、バスに乗車。
もう乗るんかい!
舗装道から再び山道に入り、小入谷(おにゅうだに)へ下ります。
なんとたくさんのきのこ。
すごく美味しそうですが、食べられるのか?
標識通り、直角に右に曲がります。
百里ガ岳登山口との分岐点。
今回百里ガ岳には行きませんでしたが、高島トレイル後半のコースに入っています。
楠さんが心配していた針畑越え(洗い越し)。
渡渉しなければならず、水位がどれくらい高くなっているかなと。
その不安は杞憂に終わり、靴が少し濡れる程度でした。
ここからはまた舗装道に変わりました。
途端に路面が硬く感じます。
針畑川に沿って、のどかな風景の中を進んで行きます。
ようやく小さな集落が見えてきました。
茅葺屋根のお家もありますよ。
ズンズン入っていく楠さん。
ここは「朽木學道舎」という坐禅を行うための学校でした。
子供たちが道路に飛び出して事故に遭わないことを目的とした立て看板の「飛び出し坊や」
その発祥はなんとここ滋賀県なのです。
小入谷(おにゅうだに)に入りました。
そういえば福井県では「遠敷」と書いておにゅうでしたね。
集落も途切れてしまいました。
集中力も途切れそう。
そんな中、マイクロバスが見えた!
本日のゴール、山帰来に到着です。
右にある土産物店ではおばさまが大きな声で呼び込みしていましたが、何も買わずスイマセン。
バスに乗り込み、お宿がある朽木に移動。
グリーンパーク想い出の森に着くも、そのままバスで待機。
ここでもいただける地域限定クーポン。
明日までに使い切らねばなりません。
楠さんから1人3,000円分配布され、近くの道の駅で即お買い物です。
山荘くつきに戻り、ようやくチェクイン。
お部屋は洋室と和室があり、どちらになるかはあみだくじで決定。
ワタスは和室になりました。
こちらがクーポンでgetした戦利品。
干しシイタケ、焼き鯖アヒージョ缶3個、古代米のミックス。
明日以降の行動食としてマドレーヌとチョコラスク。
それではお風呂に入りに参りましょう。
山荘くつきは別棟で、お風呂は上方にあるグリーンパーク想い出の森にあるのです。
楠さんから聞いてはいましたが、そこに行くためにちょっとかかるそうなんです。
そのくつき温泉に下からズームイン。
てんぐの口の向こうが大浴場なのです。
あそこに行くためには長い廊下を歩き、
長い階段を上がります。
上がったところに大きな売店があり、道の駅で買った物すべてが置いてあるではないですか!
わざわざバスで買いに行ったのに、ちょっとショック・・・。
日曜日で日帰り入浴客もたくさんいる中、てんぐの湯に浸かり、足の疲れを取りました。
部屋に戻るも今度は夕食を取るため、またしてもあちらに行かねば。
再び長い廊下と長い階段を進み、朽木里山レストラン 天空の大広間へ。
ここでは鯖も小さな炙り寿司がひとつだけでした。
岩魚の塩焼き、好きです。
朽木産こしひかりも美味でおかわりしちゃいました。
他に舞茸の天ぷらも出てきて、お腹いっぱいに。
いよいよ明日は京都府に入ります。