「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

口蹄疫のこと

2010年06月10日 | 雑記
宮崎に住んでいて、これほどまでに地域が憔悴していることは過去になかったが、今朝はYahooのトップ記事に、ついに都城エリアでの感染疑いが出た事を報じている。

現在発生している川南地区周辺も畜産農家が多いのだが、都城は約2600戸の牛飼育農家と、190戸を超す養豚農家があるそうで、このエリアで現在の措置が取られる(10Km内全家畜の処分)と、まさに宮崎畜産は壊滅という事になる。

口蹄疫という病気をおさらいすると、ウィルスによる家畜の伝染病のひとつであり、偶蹄目(豚・牛など)とハリネズミ・ゾウに影響がでるそうだが、家畜だけではなく猪・鹿なども伝染する。
家畜伝染病としてはもっとも伝染力が強く空気感染(風で飛び火)もするようなので、今の川南周辺の広がり方を考えると完璧な封じ込めはかなり難しいのではないかと思う。家畜は処分できても山に生息している鹿・猪は難しい。
このウィルスの影響は、成畜の致死率は低いけど、肉質は落ち乳収量も減少する。そして地域・国単位で家畜の移動制限がかけられるため、実質畜産が成り立たなくなるようだ。

宮崎での口蹄疫の発生が報じられたのは4月20日の事だったが、この時はまだこれほどまでの被害になるという事は恐らく誰も想像しておらず、「とりあえず慌てないでください」という地元の報道。知事のコメントも、「このピンチをチャンスに」と発言された部分がクローズアップされたけど、鳥インフルエンザを封じ込めた経験もあり、拡大の懸念もありながらもなんとかなる思いもあったのかと思う。これは我々県民も同様。

国の対策が遅れたように報じられているが、実際には風評被害の拡大を押さえるための防御であったとも聞く。
でも実際に国が主導の策は5月中旬になったので対策が遅いとも言えるのだが、特に鳩山首相には普天間問題しか意識は無かったかも知れない。

現在、発生地区については短いスパンで移動車に対して消毒処理をされていて、場所によっては一般車でも全体に消毒液を吹き付けられる。24時間体制のようで、これには市町村役場の職員やJA関係者が従事している。
コンビニや主要箇所には消毒マットが敷かれていて、これで足を滑らせたという方もいた。募金箱も多く設置されているので小銭があれば入れるのだが、募金と称した詐欺も発生しているようで、なんとも殺伐とした雰囲気はある。

楽しみにしていたジャムナイト(今年は家族全員で観に行く予定だった。)も中止になった。今年は全国高校総合文化祭も宮崎であるのだが、これまた都城地区の発生によって微妙な状況となるかもしれない。
とにかくありとあらゆる催し物が中止になっている。
最近は春に行われる所が増えていた学校の体育祭も中止されていて、つまりはこのような企画イベントを催す部隊については仕事が無くなっている。

畜産農家の保障問題もあるのだが、実際はありとあらゆる場所に経済的影響を及ぼしていて、その損失を当然ながら算出する機関もあろうが、とんでもない数値となるだろう。

さて、私にできることはなんだろう。

四季の釣り

2010年06月07日 | 釣行記

BLOGも無かった10年前に、日記調のWEBサイトを作りたいと思って「釣り」をテーマでタグをいじりながらPCに向って時間を費やした。色んなサイトを参考にしたが、その中でも気にいったタイトルがあった。「四季の釣り」だ。

このサイトは日南市に住む方が作っていたのだが、当時は個人でWEBサイトを立ち上げている方がかなり少なく、その方は季節の釣り物を楽しんでいる様子が伺えてとても共感が持てた。

今、「四季の釣り」でWEB検索するとテレビ番組サイトが出てくる。恐らく「釣りビジョン」で放送されていると思うので意識して見て見たい。

先週土曜日はキス。その前の日曜日にはアジ子を釣りに行った。四季の釣りを意識して。

今の時期は春というより初夏だと思うのだが、初夏というと私の中ではアジ子だ。
そんな訳で先週は日南市大島に渡り、アジ子を狙ってみた。思ったよりは活性が低かったが、それでも100匹以上は釣れた。大きさも程よくて丸ごとフライで食べて良さそうな感じ。サビキ仕掛けだが、私の気持ちとしてはそんなアジ子の中に他の幼魚などが混じる事が嬉しい。その日もマサバ・タカベ・そして初獲物となるムツも交じった。

ムツは大きくなれば水深200m以上の深場に生息する魚なのだが幼魚の頃は浅場にいるようだ。かなり美味しい魚で釣魚としても狙われるのだが、サビキに混じるのは嬉しくて、こんなサプライズがあるからアジ子サビキ釣りも侮れない。

そして一昨日土曜日はキス釣り。
年に1度はこの釣りをしたい。というかもっと行きたいのだが、天候・同行者・自分の予定がマッチしないと行けないので、計画は早々と行うのだが、今回もやっと行けた。
まあしかし、時期としてはベストだ。

JUNさんと打ち合わせしていて、日向市に置いてあるJUNさんの船で門川・日向の浜を狙うのだが、昨年は操船ベテランの流星号さんがいつも一緒だったため安心して行けた。
ところが今回は私が船長だ。操船は車と比べても簡単なのだが、難しいのは離岸・接岸で、特に風が強かったりすると舵が効かないので計算が必要だ。
土曜日は比較的に穏やかでこれは問題は無かった。
ただ、キス釣りの基本形としては、風上に船を止めて、風の流れに任せて仕掛けを引きずる釣りで、風が強いと船も早く流れてしまうし、弱いと仕掛けも張らず魚は釣れない。キスは動いている餌に敏感で、適度な風がある事が釣果に左右される。

そんな訳で船を止めてエンジンも止めてしまうのだが、今回調子が悪くてセルモーターが回らないという事態が発生。昨年11月から船は置き去りの状態だったため、このような事態も想定していたのだが、海上で船が動かないのはちょっと焦る。

しかし、私は1度、かなり冷や汗をかいた思い出があって、それに比べたら大した事ではない。
その1度は、結構沖に出ていて、風がかなり強くて、場所移動しようとしたらアンカーががっちりはまってしまっていて、船の力で抜こうとしたらロープが切れてしまい、同じタイミングでエンジンも止まってしまった。
そして船は固定もできず強風で流され、予備に置いてあった砂場用のアンカーを探し出してなんとか固定でき、その後知り合いの船屋に携帯で連絡を入れて事無きを得た。
その時はガソリンタンクのチューブに亀裂が入って漏れていたのだ。
予備タンクがあり、そちらからの給油で復活し、そそくさと港に戻ったが、今回は目の前は陸である。しかも風向きも陸に向っており、そのまま流れても陸に辿りつく。
そしてアンカーもあるので途中で止めてもよい。

そんな訳で落ち着いてはいたのだが、そのままエンジンが動かないのはちょっと手助けも必要になるし恥ずかしい。

JUNさんがベテラン操船師の流星号さんに連絡をし、電話口で指南を受けながらスイッチをいじっていたら、何がきっかけなのか不明だけど動きだした。
その後4~5回動かない事もあったが、どうもクラッチ接点の問題のようで、何度かガチャガチャと動かせば大丈夫という事を悟っていたので、まあ何とかなった。

ただ、キス釣りオプションとして、いつもは乙島の沖側でカサゴを狙うのだが、今回も行ってみたら結構なウネリがあって、もしエンジンを止めて、船を固定するアンカーロープが切れてしまったら、乙島の岩場に叩きつけられてしまうという不安もあったので、これは中止させてもらった。

そんな訳で終日キス釣りに専念した結果、まあまあ充実した釣果だ。(↓)

もっと釣れていると思っていたが、数えて25匹。小さいのは何匹かリリースしたし、充分な食材である。
昨日はこの魚をさばく事がメインの仕事であった。後はのんびり。開いた魚をフライにしたら珍しく家族には好評で、1人3匹ぐらい消化し(私は5匹ぐらいだったかな?)食べきれない分は嫁の実家や妹宅にお裾分け。

行ったメンバーは最近富に釣りに熱中している仕事仲間のKAさんとJUNさんで、KAさんはこの船キス釣り用の竿も調達しており、一緒ぐらいの釣果で、JUNさんは2本竿で淡々と釣り上げていたので40匹ぐらい釣っていたのではないかと思う。
喜界島に行った際はほとんど竿出ししておらず、「伝説の釣り師」と命名したものの、さすがに伝説の釣り師は我々が釣れてない時でもコンスタントに釣り上げていて、やる時はやる人である^_^;。ただ本命としていたタコが釣れずボヤいていた。

キスは今の時期は結構大型が釣れると聞くが、今回の魚は比較的小ぶりで、1匹だけ計ったら27Cmに達する大物がいたが、それ以外は20Cm前後。
先々週のアジ子もまだ小さくて、数年前の5月初旬のイメージだ。水温の影響なのか定かでもないが、温暖化気候と言う割にはちょっと海中は逆なのか、実際陸上も6月の割には朝方が寒い日が続いている。
先日行った喜界島では、行った直後に梅雨宣言があったが、宮崎はまだで先週はほとんど晴日だった。4月中~下旬という感じだ。

今回はいつも楽しみしている外道としては1匹のみ食指に引っ掛かる魚。(↓)

テンジクガレイだが、この魚はガンゾウヒラメという魚と良く似ていて、いずれかを見分けるのはコツがあるよう。ただ宮崎にガンゾウヒラメが居るのかは微妙だ。これも自分の見立てではテンジクガレイになる。

またネズッポ科の魚も何匹か釣れたが、すべてがヤリヌメリ(異様に臭い魚)で、これは船に上げずハリスを切ってリリース。ネズミゴチなら嬉しいのだが、JUNさん曰く、これが多くなるという事は海中が汚染されている状態(ではなかろうか)と言う事で、確かにこれが濃い場所は養殖イケス周辺だったりで、ちょっと気になる。

今回の感想としては、まあまあ釣れた訳だけど、数年前、この場所を経験した時より反応が悪い気もしているし、上記のような魚の変化も気になる。大物も少ない。

猫を養うことに。

2010年06月04日 | 雑記

2~3日前、仕事中にふと頭に我が家に猫が居たらどうなんだろうと考えていた。もし子猫を拾って持ち帰ったら、家内はどんな反応をするのか?
なぜにそんな事を考えていたかというと、ラジオの子供の作文を紹介する番組で、ハムスターを養っているという話があり、思えば我が家でも1年程度いた事を思い出し、他に養うならなんだろうと、そんな感じだったように思うが、モルモット・猫・爬虫類・魚など、いろんな選択の中で、現実的には猫。そしてそれを実現するためには嫁の障害がある・・・などと思いのほか深く長い時間考えたりしていた。

そして一昨日、仕事から戻ると長女が寄ってきて「猫飼っていい?」って言うので、詳しく聞いたら友達の家の近くで捨て猫だったものを、すでに貰ってきて、部屋にいるんだという。
なんというかテレパシーというのがあるもんなんだとびっくりしたのだが、とっさに「いいけどお母さんの反応は?」と聞くと「猫は嫌い」と言われたそうだ。想像の通り。
私が嫁に聞くと同じ回答。

でもどういう討議が昼間あったのか定かではないが、致し方なしという雰囲気はある。長女は「一生のお願い」と詰めたようで、自分で様々な育成用具も購入している。

子供の頃を思い出したが、私も2回ほどチャレンジしたことがある。子猫を自宅に持ち帰り、両親に迫ったのだが、あえなく却下され、親父と一緒に捨てに行った思い出もある。
何処に捨てたのかも今だに覚えているほどで、かなりショックだったと思う。今考えても実家は動物園のように多種多様なものを養っているのに、なぜ猫は駄目だったのか?
恐らく鳥類のヒナが結構いたので、悪さをする懸念があったのかなと思う。

今の自分の環境であれば、これを否定というか、駄目という理由はまったくない。
それどころか、子供の頃の夢を実現できるわけで、大変喜ばしい。
猫を養う事は、自分の中では子供の頃の環境から、自然に「無理」とインプットされていたわけで、その殻を今回壊すよいチャンス。

ただ、今まで「猫が駄目」だっただけに、ほんとに自宅に居付いてくれるのかとても不安で、昨夜も大丈夫なのか?居なくなっていないか?弱ってないか?などと思いながら帰ったが、元気でほっとした。前日より落ち着いたようで盛んに遊んでいる姿がたまらなく可愛い。

家内の反応はというと、近寄ってくると大きな声で怒鳴ってビビらせている。「こっち来るなっ!」て。
なんでそんな反応なのか不思議なのだが、家内はちょっと潔癖症の部分もあり、猫の毛などが衣服につくことをかなり嫌っているようだ。
だけど昨晩はミニバレーの仲間から移動用ゲージ※って言うのかな?を貰ってきて喜んでいた。しっかり養う心構えがあるじゃないか。

家内はかなり猫系性分だと昔から思っていて、嬉しい事でも感情に出さない。だけど突然の豹変があったりして、私はその性分に惚れたのかもしれないが、とにかく猫である。だから同類と感じている猫は嫌なのかも・・・。そんな事を考えていたのが2~3日前で、つまりは絶対我が家には受け入れないと思っていたので、今の状態が不思議である。
近寄らないけど時々様子を見に行ったりしている。気にはなるんだろう。私も猫ウォッチおよび嫁ウォッチで楽しくてしょうがない。

この猫の事をちょっと調べたが、どうも「アメリカンショートヘア」か、その系統の雑種のようだ。まあ一般的なイエネコである。

娘は「雄」と言われて信じていたが、私の見立てではどうしても「雌」である。まあ雄のシンボルが無いからなんだけど。

そして「名前はまだない。」

ただ娘は昨夜は「ディーガ」だとか、嫁は「ゴロちゃん」などと其々に呼んだり、猫話題で賑わっている。皆自分の思った呼び名で呼ぶというのはどうか?と私が茶化したりして。
ちなみに私は「ぷりゴロ太」と何度か呼んでみた。※昨晩までは雄だと皆が思っていたため。

私の好きなシンガーソングライター「松山隆宏」氏の曲に「ねこ」というタイトルのものがあり、猫のような性分の女性を唄っているのだが、「ねこみたいな女だった・・・」という始まりで、ちょっと物悲しい過去の女性を振り返った曲。
ちょっとここでは書けない、猫系女性とのちょっとした思い出があり、この曲がはまってしまって微妙な面持。

猫を養う事になり、私はかなり猫好きかもと、突然思い知らされる。

喜界島・備忘録その7「4日め」・・・最後です

2010年06月01日 | 旅行

だらだらとBLOG記載しながら、早くも1ヵ月が経過。喜界島の事はこれが最後になると思うが最終日の出来事だ。

その前に宮崎の口蹄疫の話だが、マスコミが結構騒いでくれた事により、全国に周知される事になった。そして鹿児島県では対策として、この喜界島に種牛を運んだようで、行った場所の事は敏感になる。相当距離もあるし賢明な策だろう。
微妙な心配は、喜界島に我々が足を踏み入れたのは、宮崎では口蹄疫が発生し、すでに大騒ぎになっていたタイミングだったわけだが、宮崎県人メンバーが2名居たという事で、万が一にも島で口蹄疫が発症してしまったら、私が運んだ可能性も。ないか。
最近は風評被害だけど、宮崎の人間が他所に行くと煙たがられる事態もあるそうで、これは寂しく辛い事だ。

最終日の事。

4日めは夜の11時にフェリーが出る。つまりは終日遊べるしお酒飲んでフェリーで寝ててよい。
4日めともなると正直釣りしたいというモードでもないのだが、メンバーの顔色はそうでもない。やはり魚好きの集団だ。
この日の釣り場はちょっと遠距離で、我々が宿にしている湾からバスでの移動。相変わらず荷物はがほーさんに軽トラで運んでもらい、人間はバスだ。ただバスの大きさも需要の問題だろうが小型で、お金も運転手さんに手渡しだ。移動手段が無い老人向けの設備と言う感じで、地元の人は恐らく無料。
バスに乗って20分程度北に向かい小野津という地区で降りる。バス停前には小学校※恐らく小野津小で、そこから1~2分で港。そして釣り場となった「ハワイ」と言われる場所は歩けば多分15分程度。皆軽トラの荷台に乗り込んで運んでもらった。

「ハワイ」・・・なぜハワイ。まあ写真のような風光明媚な景色である。写真では判りにくいかもしれないが美しい、大きなタイトプールだ。ここに来て「ハワイみたいだ!」と言った人がいるんだろう。

さて釣りだが、どうも風が強い。予想に反して北方からの風で、外海は風波が強い。
私は風を背に受ける場所を探して座を構えたが魚影は見えない。とりあえず餌を付けて何度か竿を振るけど反応はない。この場所はやはり外海に出ないと釣れないようだが、行った時刻はまだ足場が危険。しばらくして干潮になれば、大物釣りのポイントとなるようだ。

そしてこの日もJUNさんはのんびりとしている。まったく竿を出す気配はない。がほーさんも「何しに来たの?」って何度か問いかけてたけど、私の解釈としてはのんびりしに来ているのだと思われる。各々楽しみ方があるもんだ。

ルアーで釣っていたむらにぃさんが興奮している。数投目で大きなアタリがあり手に負えなかったらしい。そして・・・(↓)

やりました!カスミアジだ。鹿児島の水族館で見て、最初から目標となっていたこの魚。ついに釣り上げ、この日のヒーローとなる。
大きさとしては40Cm超でカスミアジとしては小ぶりだけど充分な獲物だ。
潮が引いてきて外海の様子を見たら、ちらりほらりと大型魚の姿が見える。5~6匹で回遊している姿も恐らくカスミアジだと思われる。

私はこの場では1匹のギンユゴイを釣って終わった。条件が悪かったとも言えるが、まずは仕掛けのセレクトがまったく馴染んでなかったかも。

突き漁の方が海から上がってきた。80Cmほどもありそうな大きなコショウダイや、50Cm程度はありそうなモンガラなど3~4匹だけどそれだけで1人でやっと抱える程度の大型魚を捕えている。凄い!
その魚の姿を見るだけでも、この地の実力が測り知れる。

がほーさんからは小野津の港での釣りも促されるが、何となく満腹感もありその場を引き上げる事にした。後片付けもあるし、思えば土産も買ってない。

宿に戻り各々片付けなどし、数名で買い物に行く。
空港の近くに「ヨシカワおみやげセンター」という場所があり、小さな島の割にはかなり充実した土産コーナーがあって、名産の黒砂糖については試食もできる。黒砂糖にかなりのバリエーションがある事にびっくりした。食感や味も違う。
買い物心に火がついて、結構物色していたら大荷物になり、その場で発送する事にした。
そうは言えど黒砂糖ばかりなので、自宅に戻り嫁に嫌味を言われた事は言うまでもない。

最後の晩餐。

この日は楽しみにしていたヤギ料理。※がほーさんお手製。

宿の外でバーベキューだったが、メインは牛焼き肉。それに写真のヤギ汁や、ヤコウガイの刺身だ。

ヤギは血を混ぜた汁(味噌ベース)で煮込んであり、見た目にはかなりグロ。噂にも不味いと聞いていたので恐る恐る食べたのだが、これまた何とも言えぬ未経験の味。かなり美味い!
皆同じ感想であっと言う間に無くなってしまった。がほーさん曰く、ヤギ料理は高血圧の方には不向きで、2~3日はテンションが上がるらしい。実際上がった。
そしてヤコウガイの刺身もかなり美味。更には貝殻も磨いて置物にできるようで、お土産に殻を頂いた。
今、暇がある度にこの貝殻を磨いているのだが、真珠層部分まで磨き上げると、相当美しいオブジェとなるようだ。今3分の2程度まで磨いたのだが結構手間暇がかかる。
とても神秘的な美しさで、早く完成させたい。(完成したら公開します)

そしてこの夜も当然ながら盛り上がり、最後に1夜ぐらいは現地スナックなどに足を運んでみようとも思っていたけど、それはまた次回の楽しみ。

夜10時も過ぎるといよいよこの島とも終わらばの儀式。酔った足で荷物を引きずってフェリー乗り場に向かう。

連休も終わりに近い日だったので乗客も多いようだが、ほぼ毎日、夜中にこの島ではフェリー乗り場で賑わっているんだと思うと、独特な文化だなと感じる。
フェリーで2次会などと思っていたけど、さすがに皆、疲労が溜まっていたのか、乗り込んだとたんに就寝。

5日目の事になっちゃうけど、朝10時過ぎに鹿児島のフェリー乗り場に到着。
ああ・・・夢のような日々だった。

フェリー乗り場で解散。

MSさんはなんと、バケツで生きた魚を運んでいる。かなり神経使いそう。
MARI-Jさんは鹿児島でもう一泊。解散後にはまた湾内で釣りするそうだ。(驚)
そしてユッケ君・むらにぃさんは我々と、鹿児島空港まで行った。JUNさんを合わせ4人で昼食をとり、空港にて解散。

追伸だが、その1週間後、私は東京に出張があり、sfcさん・MARI-Jさん・ユッケ君・むらにぃさんと再会した。さすがに1週間だと喜界島の続きみないなもんで懐かしいなんて事はない。また次回の計画などの話で思いっきり盛り上がった。喜界島もいいけど、西表に行きたいね~なんて話題も。

ああ、楽しかった。