「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

猫を養うことに。

2010年06月04日 | 雑記

2~3日前、仕事中にふと頭に我が家に猫が居たらどうなんだろうと考えていた。もし子猫を拾って持ち帰ったら、家内はどんな反応をするのか?
なぜにそんな事を考えていたかというと、ラジオの子供の作文を紹介する番組で、ハムスターを養っているという話があり、思えば我が家でも1年程度いた事を思い出し、他に養うならなんだろうと、そんな感じだったように思うが、モルモット・猫・爬虫類・魚など、いろんな選択の中で、現実的には猫。そしてそれを実現するためには嫁の障害がある・・・などと思いのほか深く長い時間考えたりしていた。

そして一昨日、仕事から戻ると長女が寄ってきて「猫飼っていい?」って言うので、詳しく聞いたら友達の家の近くで捨て猫だったものを、すでに貰ってきて、部屋にいるんだという。
なんというかテレパシーというのがあるもんなんだとびっくりしたのだが、とっさに「いいけどお母さんの反応は?」と聞くと「猫は嫌い」と言われたそうだ。想像の通り。
私が嫁に聞くと同じ回答。

でもどういう討議が昼間あったのか定かではないが、致し方なしという雰囲気はある。長女は「一生のお願い」と詰めたようで、自分で様々な育成用具も購入している。

子供の頃を思い出したが、私も2回ほどチャレンジしたことがある。子猫を自宅に持ち帰り、両親に迫ったのだが、あえなく却下され、親父と一緒に捨てに行った思い出もある。
何処に捨てたのかも今だに覚えているほどで、かなりショックだったと思う。今考えても実家は動物園のように多種多様なものを養っているのに、なぜ猫は駄目だったのか?
恐らく鳥類のヒナが結構いたので、悪さをする懸念があったのかなと思う。

今の自分の環境であれば、これを否定というか、駄目という理由はまったくない。
それどころか、子供の頃の夢を実現できるわけで、大変喜ばしい。
猫を養う事は、自分の中では子供の頃の環境から、自然に「無理」とインプットされていたわけで、その殻を今回壊すよいチャンス。

ただ、今まで「猫が駄目」だっただけに、ほんとに自宅に居付いてくれるのかとても不安で、昨夜も大丈夫なのか?居なくなっていないか?弱ってないか?などと思いながら帰ったが、元気でほっとした。前日より落ち着いたようで盛んに遊んでいる姿がたまらなく可愛い。

家内の反応はというと、近寄ってくると大きな声で怒鳴ってビビらせている。「こっち来るなっ!」て。
なんでそんな反応なのか不思議なのだが、家内はちょっと潔癖症の部分もあり、猫の毛などが衣服につくことをかなり嫌っているようだ。
だけど昨晩はミニバレーの仲間から移動用ゲージ※って言うのかな?を貰ってきて喜んでいた。しっかり養う心構えがあるじゃないか。

家内はかなり猫系性分だと昔から思っていて、嬉しい事でも感情に出さない。だけど突然の豹変があったりして、私はその性分に惚れたのかもしれないが、とにかく猫である。だから同類と感じている猫は嫌なのかも・・・。そんな事を考えていたのが2~3日前で、つまりは絶対我が家には受け入れないと思っていたので、今の状態が不思議である。
近寄らないけど時々様子を見に行ったりしている。気にはなるんだろう。私も猫ウォッチおよび嫁ウォッチで楽しくてしょうがない。

この猫の事をちょっと調べたが、どうも「アメリカンショートヘア」か、その系統の雑種のようだ。まあ一般的なイエネコである。

娘は「雄」と言われて信じていたが、私の見立てではどうしても「雌」である。まあ雄のシンボルが無いからなんだけど。

そして「名前はまだない。」

ただ娘は昨夜は「ディーガ」だとか、嫁は「ゴロちゃん」などと其々に呼んだり、猫話題で賑わっている。皆自分の思った呼び名で呼ぶというのはどうか?と私が茶化したりして。
ちなみに私は「ぷりゴロ太」と何度か呼んでみた。※昨晩までは雄だと皆が思っていたため。

私の好きなシンガーソングライター「松山隆宏」氏の曲に「ねこ」というタイトルのものがあり、猫のような性分の女性を唄っているのだが、「ねこみたいな女だった・・・」という始まりで、ちょっと物悲しい過去の女性を振り返った曲。
ちょっとここでは書けない、猫系女性とのちょっとした思い出があり、この曲がはまってしまって微妙な面持。

猫を養う事になり、私はかなり猫好きかもと、突然思い知らされる。