「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

すごい飲み会

2008年02月11日 | 目から鱗
先週は金曜・土曜と2日連続の飲み会で、すっかり体が悲鳴を上げてしまっているが、特に土曜の飲み会は凄かった。

そのメンバーの事だ。

その飲み会の発起人は私と言う事になっているが、実は「WEBさかな図鑑」の仕掛人JUNさんから頼まれて呼び掛けをした。
でも、実際にはJUNさんが宮崎大学のi教授に声がけされており、その周囲の面々が中心。

このi教授は私も昔からお名前だけは拝聴していた魚類学会でも重鎮と言える方で、宮崎の魚にもっとも詳しい方と言える。日本国中でも指折りの研究者だ。

他のメンバーと言えば、その教授の教室の学生さんが2名。
同じくそこの卒業生で、水産試験場に入ったばかりという若者。
教授が一緒に連れてこられた水産試験場の長。
東海大学の准教授のi教授の奥様。
宮崎市内で開業されているお医者さんで、海外で3カ国語の魚図鑑を出されているT先生。
門川で小型定置網と養殖をされている漁師だけどとことん魚に詳しい「海猿」さん。
それに私とJUNさんだ。

これほどのメンバーだと魚話題が中心であるのは間違いないわけだが、最初からパソコン(ノート)が登場し、魚の写真を見ながら討議が始まった。
(これは飲み会なのか・・・・?)

これほどの魚フリークのメンバーに囲まれちゃうと最初はドギマギだったんだけど、だんだんi教授の話には引き込まれていく。
ここでは公表できないような研究中の魚の話や、びっくりするような変異の魚の写真が登場したり、そして水産資源の話。

特に感銘を受けたのが、放流作業について。

日本釣振興会などが魚の資源を増やそうなどという企画にて、一般の人を集めて放流作業をやったりするけど、大量に同じ種から生まれた魚をいっきに放流すると遺伝子上どのような事になるのか計りしれない。当然変異・奇形が登場するわけで生態系に影響を及ぼすこととなる。
やはり資源を増やすというのは環境から入るべきなんだと言う事がしっかりと理解できた。

間違った知識で表面的にこれが良いということをうのみにしてはいけない。

i教授は今、宮崎の水産資源を研究されようとしている。
また宮崎産魚種をまとめようともされている。
そんな事をしっかりとアピールされた飲み会であり、そのような場で自分のスタンスをしっかりと、一直線に大きな声で語られることに、意思の強さが伝わってきて感動した。

そして・・・飲みが進むとともに教授の声が大きくなる・・・
飲んで大変陽気になる人だ。ある意味子供っぽい。
最後に「私は学者と語るより、魚好きの人と語るのが楽しいんだよ!」と締めくくられた。大学にも遊びに来いとも。これは私にとって救い。これからもお付き合いさせてもらえそうだ。

さてこの飲み会。今後も不定期に続くようで、その場でなんとなく会の名前が決まった。「宮崎びびの会」と言う事らしい。
少しでも魚が好きだという方なら、知識は別にして参加可能。(私が参加しているぐらいだし)

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
僕は (8818)
2008-02-12 08:38:20
遠慮します
活気があったようですね (ぽんた)
2008-02-12 11:10:37
いい飲み会やいい出会い・つながりができたご様子でよかったですね。
広がる世界は大事だし自分の引き出しも増えてきますからね。
日記を拝見しててもその場の雰囲気が伝わってきますよ。
“宮崎びびの会" ・・・びびってどういう意味ですか?

びびの会 (あらら)
2008-02-13 06:23:59
>8818君

魚を食べるのが好きな人は参加の義務があります。

>ぽんたさん

びび=魚の事らしいのですが、教授は「びび」って呼ばれる事を知りませんでした。
私は聞いた事があるようなないような。

県北では「じじ」というらしいです。

飲み会は、芸能人に囲まれているような緊張感でした。

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