「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

アオギスという魚

2006年04月01日 | 釣り話題
アオギスという魚の名を聞いたのは中学校の頃だ。
親父と、キス釣りということで鹿児島の鶴の飛来で有名な出水(いずみ)市の、まさに鶴が降り立つポイントの先に防波堤があって、そこで釣った。
かなり釣れたけど、その時に地元のおじさんに親父が質問した。奥の場所は釣れないのか?と。「あそこはアオギスしか釣れん」と行っていた。姿を見た訳ではないがその時からアオギスという魚が居ることを意識していた。
しかし、そのおじさんの話ぶりからアオギスはシロギス釣りの外道で嫌われ者という印象だった。

アオギスが絶滅危惧種であることは何となく知った。
しかしそんなアオギスも九州ではまだ釣れるんだという事は「WEBさかな図鑑」の管理者・小西英人さんが福岡県行橋市に狙って釣られた写真をWEBに掲載されていて、その写真に感動し、私もいつか釣ってみたい魚となった。
「フィッシュカービング」を始めて、その写真を基に作ってみようという気になった。自分ではなかなか釣れない魚こそ、作品に相応しいのではないかと思った次第。

さて、作品が出来上がってから、あらためて魚のことを調べる気になったが、アオギスについては
浦安市郷土博物館
にかなり詳しく書かれてある。
抜粋すると
■東京湾や全国の大きな湾では何処にでも生息していたが昭和40年台に急速に減っていった
■江戸時代よりアオギス釣りは東京湾では盛んに行なわれていてアオギスを狙う釣法の脚立釣りを行う船宿が何軒もあった。
■昭和50~51年の調査では、すでに生息域は徳島県吉野川河口と九州の豊前海周辺に限られていた。
■天然記念物に指定しようとする運動も広まっていたが、指定されることなく現在の生息は九州の豊前海周辺のみのようだ。

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