「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

船の色塗り作業

2009年05月10日 | 釣り話題
まずは昨日の成果を写真にて。



この作業の事は、すでにJUNさんがBLOGにて記載されていて、詳細はそこに書いてあるのだけど、まあ楽しかったというか辛かったというか、そんな作業。ちなみにJUNさんの日記は↓
JUN的日常と叙情
部分的写真で更に判りやすいかも知れない。



船を所有するということは、恐らく私にとって人生の大目標なのだが、具体案は今のところ無くて、子供たちが巣立ち、生活にいささかでも余裕ができたら何とかできないかとぼんやりは思っていた。
知人の所有者も多いので、時々はお世話になっていて、多少なりの知識はあるのだが、今回の塗料作業というのは初めてのことだし、JUNさんが書かれているが、まったく何をすべきか手探りという状態からの始まり。

船についてはJUNさんも初所有なのだが、知人の船調達の達人Aさんに相談したら、ちょうど整理しようと思っていた船があるので譲るよ。って事で写真の船を手に入れた。ちなみに新艇だったら高級自動車並みか、設備によっては自宅代金なみかという値段にもなるが、中古艇なら車の中古と同じような感覚だ。

一番の問題となるのが置いておく係留場所のことだが、これが簡単ではない。
正規なやり方としては、マリーナ・もしくはハーバーにて維持管理するわけだけど、そんな場所は自治体とか民間所有で、当然使用料がある。これが東京ともなると年間で40万~100万もするし、宮崎でも15万ぐらい。
ところが、河川敷や港の端に置いてある個人艇の係留は本来違法らしいけど、河川管理者などからの許可を受け、とりあえず置いてある場合が多いらしく、多くの船が止まっている場所などは組合を作って、交渉の上利用料を払うことで認めてもらっているケースがあるようだ。その場合、自己管理ということになるが係留費用は年間組合費が1~2万と格安。
この船については係留地もそのまま譲ってもらう条件だったため、これが所有の決め手で、場所は日向市なので遠いんだけど、それ以外は何もかも最高の条件だ。
とにかく乗り降りし易いし、台風でも船を上げる必要はないほど穏やかな場所だとも聞くし、外洋には出やすいし、何と言っても近くにキスが多いポイントがある。

船は3年に1度、船検があり、(この日記を書くまで1年に1度と思っていたけど※これは車の車検と同じようなもん)書類や装備品点検・改造などの検査程度で、個人でも手続きができるので車ほどの費用にはならない。もちろん船専門店などに委託もできるようだが当然手数料が掛る。他にはメンテナンス(船底整備・塗料など)のために陸上げの必要がある。その費用は場所によってマチマチだけど、1回あたり数千円(船の長さなどで違う場合が多いよう)
そんな事を考えての維持費なんだけど、無理すれば、好きならば一般サラリーマンでも所有は可能だろうと思っている。

今回の船の件、実は着手したのが3月からで、最初はJUNさんの「船紹介してよ~」って事から始まるのだが、トントコトンと話が進み、来週は船検(今回は中間審査および名義変更手続きということになったそうなので、早ければ来週の日曜日には初出船。
ただ、驚くことにJUNさんは船の免許を持っていない。つまり免許保有者が常に同行する必要があるわけで、私は運転手としてどっぷり関わる覚悟ではあるわけだが、それにしても車の免許無しで車を買っちゃった状態。いずれ取得されるだろうが、その英断というか決断がすばらしい。免許を持っていても買えないまま7年経過している私には英雄にしか見えない。はたまた奥様の許可が出たことが凄い。

昨日は結局1日どっぷりの作業だった。
材料は運よく、とても親切な船専門の塗料屋さんを紹介してもらえ(これも先日船を見に行ったときに、たまたま来られていた、近くの船所有者の方からの情報)、必要な材料は一通り揃い、構想通りの作業だったし、初心者の割には写真のように満足感ある出来。

こうなると、自分の船ではないのだけど、他にもいろんな整備をしたくなる。

とにかくこの船での釣りが中心となるに違いない。