「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

石垣島旅行・初日のこと(2日の続き)

2007年03月08日 | 旅行

川平湾は石垣島の中でももっとも美しい景色という評価を聞いていたので、そこを目標に車を走らせた。まずは石垣の繁華街を通り過ぎ、だんだん人家が無くなると、左手に海を見ながらジャングルと言える内地にはない植物の林をずっと進む。
繁華街周辺には甲子園で有名になった「八重山商工高校」が見えた。ただ感想としては内地とさほど差がないような看板だ。以前長野に行ったときも感じたが、今や日本中どこに行っても看板は一緒なのだ。ほとんど全国チェーン店でありコンビニもガソリンスタンドも一緒の同じ看板だ。時々見える石垣島独特のコンクリート作りの建屋が珍しくも感じるが残念ながら雨が振る中で写真が残せなかった。

人家が無くなりジャングルの道を進む途中、前に乗っていたメンバーが「ヤンバルクイナだっ!」と叫ぶ。車の前を鳥が横切って行った。ヤンバルクイナ・・・と今のいままで思っていたが、ネットで調べて判った事実。ヤンバルクイナは沖縄本土の一部にわずかしか生息しない絶滅危惧種のようだ。そんな鳥がいるはずも無い訳で、ちょっと調べて判ったのが「シロハラクイナ」という鳥らしい。
でもその時は皆がヤンバルクイナだっと語り喜んだ。1人はその名を知らなかったらしく、常識だよ~なんて、からかったりして会話がはずんだんだけど今思うとはずかしいな。違うんだもん。そういえば飲み屋のお姉さんにも見たよって自慢しちゃった。ああはずかしい。

左手に見える海は遠浅で、浜に小さな木々が並んでいるけど、これぞマングローブだろう。小さいものの根っこは写真で見たマングローブそのもの。そんな景色も石垣島なんだけど、なにせ雨が邪魔する。30~40分ほど走って川平湾(かぴらわん)に到着。繁華街からは15Km程度だろう。さすがに観光名所だけあって土産品店が並ぶが、ここの湾の特徴はグラスボートという船底がガラスで海底が見える船があること。15分おきぐらいに出ているし船も数隻ある。確か料金は大人で1000円ぐらいだった。雨でなければ多分乗ったんだけど今回は写真を残しただけ。ただメンバー皆が「きれいだ!」を連呼していた。海底がとても柔らかいブルーで澄み通っている。周辺に小島があり、その島の間を見せてくれるんだろう。

船付の砂浜に下りたが、そこで猫を発見。写真はその猫ちゃんたちだが、「ポチたま」だったか「天才!志村どうぶつ園」のどちらかだったけど、1週間前にテレビに登場した猫ちゃん達だ。なんとなく眺めていたテレビで、石垣島が出て、この川平湾に住む猫が紹介されたので多分出会えるだろうと思ってたんだけど、ほんとに会ってしまった。
結構芸能人に出会った感覚で嬉しい。そして思わずパチリ!

駐車場に戻り、ちょっとの時間土産品を物色したあとは車を来た方向とは反対に走らせ、島を一周した。北の先端までは行けなかったが、景色のよい場所を探して「玉取崎」という南方の海が一望できる展望台に行ってみた。

なんで突然マクロ写真なんだ?って怒られそうだが、正直この「玉取崎」でも雨に祟られてきちんとした写真は残せてない。ほんとに晴れてたら凄いんだろうと想像はできる。
たださすがに南国。冬なのに写真のハイビスカスがしっかりと咲いていた。
ただ道中はなんとも殺風景。時々観光対象の建物が見えるけど雨なので立ち寄る気にならず、結局ホテルに戻ったのはPM6時なんだけど、残念ながら満喫したという感覚はなかった。

ツアーのメンバーの食事開始が6時で、到着寸前に電話にて集合の連絡があったが、部屋に戻ることもなく、そのまま食事会場へ。
天気が良ければホテルの外で石垣牛のバーベキューという事だったんだけど、結局はホテル内でのバイキング。その場で初めてメンバー全員が合流。
それなりに賑やかな飲み会となり、食事も美味しくて堪能したが珍しいと言えるものは無かった。唯一見栄えが凄かったのが大型のシイラの姿蒸し焼きだろうか。
タバコの事だが食事の会場では吸えず、入り口横の喫煙場所で吸わねばならなかったが、お酒も進みだんだんそこにメンバーの一部が集まりだした。そんな喫煙メンバーとは初対面ながら同じ不満で話しも盛り上がり、1次会終了。そしてほぼフルメンバーでホテル外の2次会場へ移動。

会場は私の苦手なラウンジ。大きな店がここしかないという事かもしれないがラウンジってほぼ客1人に女の子が1人という店だ。私が苦手なのは会話で、初対面の女の子達と趣味の合わない会話をする事が辛い。ちなみに石垣島の繁華街は割りと大きく、タクシーの運ちゃんの話だと150店ほどの飲み屋がその界隈にあるんだそうだ。それなりに煌びやか。
さてはてどんな会話になるのかと思ったが、横についた女の子は愛想よく、ぼちぼちと何気ない話をしていた。年齢の話となり24歳という事だったが姪っ子と同じ年。
姪っ子と同じ→娘達と同世代→土産何にしよう?って感じで土産になにを持って帰ればよいかという話しになったが、いろいろと教えてくれた。
ただその場所が良く判んなくて、結局はその子が朝一緒に買い物に付き合ってくれる事になったのだ。この展開は予想してなかったのでちょっと胸キュン。雨は降り続くし、もし翌日の釣りが悪天候で流れても、ラウンジのお姉さんとショッピングデートできる訳である。
ところでここで働いている女の子達ってほとんど内地から来てるんだそうだ。島の人達からみた島以外の人を「内地の人」というらしいが、このお店はホステスを内地で募集しているんだそうだ。女の子は2ヶ月ほど拘束されるが、旅費や宿は会社持ちで気軽にバカンスと仕事を手に入れられるシステムになっているらしい。会話した娘はすでに7ヶ月住んでいて、今月末には関西に帰る予定なんだそうだ。学生で今の時期に2ヶ月限定の短期バイトで来る女の子もいれば、ここで現地の男と仲良くなって結婚してしまう娘もいるらしい。また水商売がいやで2ヶ月働いた後は土産品店などに身をおく娘もいるようだ。
とにかくそんな内地から来ている人はかなり多く人口4万5千だけどそれ以外に5千~1万ぐらい住民票を移していない内地組がいるんじゃないかと言っていた。
ちょっと微妙なのは内地からの旅行者を内地の女の子が接客することって地元の人はどうなのか?まあ考えることが無意味かな。

明日に続く。明日はデートと釣りのこと。