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ライヴ・イン・サンディエゴ

2024-05-11 11:43:12 | 映画
ヒューマントラストシネマ渋谷で「エリック・クラプトン : ライヴ・イン・サンディエゴ」
を見てきました(上映は既に終了しています)。

エリック・クラプトンが2007年にサンディエゴで開催したライヴのドキュメンタリーです(以下、ネタバレします)。このライヴでは、クラプトン、ドイル・ブラムホールⅡ、デレク・トラックスがトリプルギター、さらにクラプトンが「最も影響を受けたアーティスト」と公言するJ.J.ケイルがゲストとして出演しています。デレク・トラックスはこの頃まだ20代ですが、さすがな演奏。ドイル・ブラムホールⅡはしっかり脇を固めます。J.Jケイルはギター仙人のような佇まい…幽玄なギターにのせて渋い歌声を聴かせてくれました。ケイルが作った“After midnight”“Cocaine”をクラプトンと一緒に演奏するシーンは感動ものでしたね…お互いへのリスペクトが伝わってきます。全体的にギターメインのライヴでしたが、最後の方で“Wonderful Tonight”“Layla”“Crossroads”を続けて演奏してくれました。Crossroadsにはロバート・クレイも登場。このバンドはギターもさることながら、リズム隊も素晴らしく…ベースのウィリー・ウィークスの安定感、スティーヴ・ジョーダンのドラムはめっちゃパワフル。豪華メンバーによるこのライヴ、クラプトンファンの間では21世紀最高のクラプトン・ライヴと言われているそうです。

御大から若手まで、4人のギタリスト達が並んで演奏する姿は壮観で、音楽の継承ということも感じました。それにつけてもなぜか思い出すのはJ.Jケイルの不思議な存在感…この6年後にJ.J.ケイルは亡くなり、このライヴは二人の最後の共演になりました…。
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