企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

クレンペラーの夜の歌

2006年11月03日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
マーラーの交響曲第7番、通称「夜の歌」、最近はまっている曲です。といっても聴いているのは、ほとんど第五楽章なんですけれどね。あの高揚感がとても気に入っています。二楽章あたりは、同じ主題が出てくることもあって聴いてはいるのですが・・・全曲を通して聴くと平均80分弱。新横浜→名古屋の時間がかかるので、なかなか全部を聴くことができていないです。
さて、この曲の名盤と言われているものの一つに、クレンペラー指揮のものがあります。約100分かかる演奏。東京→名古屋ですね。コアなファンには有名なのに、版元はこれがだめだ、と言っているらしい。だから、今売っているものしか無いのだとか。私は、セブンドリームで注文して手に入ったのだけれど。あ、浜松のヤマハには置いてありましたよ。
なんたって、そのスピードの遅さはすごいものです。最初の23小節までのところまでで1分2秒かかっている。同じところをコンドラシンは40秒で終わるわけですからね。楽章全体でもクレンペラーは24分強、コンドラシンは16分弱。やはり1.5倍かかっています。
以前は、ディスクショップで2枚組ばかり目に付いたので、ぜんぜん聴かなかったこの曲も、最速(最短)と最長の演奏を耳にして、なるほどなぁ、と思えるようになりました。
クレンペラー指揮を聴くのは、スコアを見ながらがよいですね。逆にコンドラシンは、目が追いつかない。五楽章始めのフルート、オーボエ・・・、なんでこんな演奏できるんだ?ってくらい。
ところで、私自身は、マーラーの考えがどうだったか、とかよりも聴いていて楽しめて、また元気にさえなれればいい、なんて考えなので・・、あまり詳しい曲の解説とかは読んでいないのですが、さすがに20種類を超えて聴き始めると、解釈が気になって来ています。またそれについては別の機会に・・・。
コメント
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