以前、紹介したかな?と思っていましたがしていなかったみたいですね。たぶん、ウェブページの方で実名で紹介していたのでしょう。岡本浩一氏の著作3冊のご紹介です。ヒューマンエラー、無責任、上達、スランプ克服と、私自身とても影響を受けている著者ですね。最初に読んだのは、上達の法則。自分自身、上達することについてとても関心を持っていますが、この本を読んで、入門者、中級者、上級者の違いや、上達する上でのスキーマ形成などを学びました。経験に照らし合わせたりしながら、本を読んでいくと、なるほどなぁ、という部分が多かったのですね。
次に、スランプ克服ですが、文字通りと考えるともったいない本です。これは上達していく上でのスランプを、どう認識し、どう克服していくかということとなんですね。なかなか上達しないということが、スランプであると考えられるかどうか。たぶん、高いハードルを自分に課している人でないとそうは思えないでしょう。勉強においてとても参考になりました。
無責任の構造は、上記二冊で勉強になることが多かったため、同じ著者で本を探した結果です。JCOの臨界事故の話がほとんどですが、ヒューマンエラーの構造を具体的な事例について詳しくまとめた本であり、自分の仕事におけるヒューマンエラー対策におおいに活用させていただきました。
3冊、どこから入ってもいいと思います。でも、できれば全部、目を通してもらいたい本ですね。