企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

岡本浩一氏の著作3冊

2006年04月03日 | 本の紹介(ビジネス)
以前、紹介したかな?と思っていましたがしていなかったみたいですね。たぶん、ウェブページの方で実名で紹介していたのでしょう。岡本浩一氏の著作3冊のご紹介です。ヒューマンエラー、無責任、上達、スランプ克服と、私自身とても影響を受けている著者ですね。最初に読んだのは、上達の法則。自分自身、上達することについてとても関心を持っていますが、この本を読んで、入門者、中級者、上級者の違いや、上達する上でのスキーマ形成などを学びました。経験に照らし合わせたりしながら、本を読んでいくと、なるほどなぁ、という部分が多かったのですね。
次に、スランプ克服ですが、文字通りと考えるともったいない本です。これは上達していく上でのスランプを、どう認識し、どう克服していくかということとなんですね。なかなか上達しないということが、スランプであると考えられるかどうか。たぶん、高いハードルを自分に課している人でないとそうは思えないでしょう。勉強においてとても参考になりました。
無責任の構造は、上記二冊で勉強になることが多かったため、同じ著者で本を探した結果です。JCOの臨界事故の話がほとんどですが、ヒューマンエラーの構造を具体的な事例について詳しくまとめた本であり、自分の仕事におけるヒューマンエラー対策におおいに活用させていただきました。
3冊、どこから入ってもいいと思います。でも、できれば全部、目を通してもらいたい本ですね。

上達の法則―効率のよい努力を科学する

PHP研究所

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スランプ克服の法則

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無責任の構造―モラル・ハザードへの知的戦略

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こういう本が大好きです。どうしてそうなるの?と問う

2006年04月03日 | 和の話(呉服業界など)
Amazonでは、かなり厳しいレビューが多いです。でも、こういう本好きですね、私は。世の中のいろいろな問題について、こうやって考えられるのではないか?という風に読めば、それほど完成度をも止めることもないのでは?と思うのです。質問が間違えていれば、そこからは答はでてこない。
これとあわせて、「ドラゴン桜」を読み始めましたが、なんか繋がっているような気がしてなりません。目指すべき姿が見えているか見えていないか、というところが大きく違うとは言え、問題をきちんと設定すること(また理解すること)は、正しく答えることの第一歩と思うからです。
統計関係の本で、「社会調査のウソ」という本もあり、問い自体がもつ問題については、こちらに詳しく書かれていますので、あわせて読まれるとよいでしょう。

愚問の骨頂

新潮社

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