あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

楽天:田中投手の大リーグ挑戦

2013-12-26 11:56:24 | インポート

新ポスティング制度のもとで、楽天の田中投手が大リーグ挑戦を目指すことになりました。球団が重い腰をあげ、田中投手が夢を叶えることができるよう、挑戦を容認したからです。

新制度では、移籍金として球団が受け取る金額に上限が設けられていることに、球団としては納得できずにいました。そこには、上限額をはるかに超えるだけの市場価値が田中投手にはあり、正当な評価がなされないまま 移籍を認めることになってしまうという 球団としての不満もあったのではないかと思います。しかし、移籍を認めずにいることは夢を実現する機会を奪うことになり、日本一となった球団の印象を悪くすると考えたのでしょうか。7年間、チームの柱として活躍し貢献してきた若者に対する感謝の気持ちと夢を後押ししたいという思いも重なり合って、挑戦を認めたのかもしれません。いずれにしても、球団としての判断は正しかったのではないかと思います。夢に挑戦する機会があるなら、その挑戦を積極的に認め応援していく。そういった立場で、挑戦者を見守り支えていく球団であってほしいと願うからです。

新制度では、移籍金(最高額)に応じたどの球団とも、選手は交渉できるようになり、自分の希望する球団と契約を結ぶことができるようになります。以前の制度では、最高額を提示した一つの球団としか交渉できなかったことを考えると、選手にとっては選択肢が増え、より希望に沿った球団を選べることになります。日程的には、来年の1月末までには、田中投手の夢の舞台となる所属球団が決まるとのこと。田中投手がどの球団に入って、どんな活躍をみせてくれるのか、来年の大リーグがとても楽しみです。ダルビッシュ投手、岩隈投手、黒田投手との日本人投手同士の投げ合いも見られるかもしれません。

楽天の来年の戦いぶりも楽しみです。田中投手、マギー選手、鉄兵選手の姿は見られませんが、活躍が期待される新人選手も多数入団し、マギー選手の代わりにユーキリス選手、鉄兵選手の代わりに後藤選手が新メンバーとして加わります。新メンバーを加えた楽天がどんな戦いを展開していくのか、こちらの方も目が離せません。

夢を夢とすることなかれ (星野監督の言葉)

海を渡った田中投手と新生楽天イーグルスが、新しい年を迎えて 夢をどんな形に紡ぎあげていくのか、ファンの一人として あたたかく見守り、熱く応援していきたいと思います。

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