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あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

学校は子どもたちの命が輝く場

2015-07-14 07:25:53 | 日記
いじめの問題などが起こると、学校の指導体制の不備が問われてしまいます。
教職員の協力体制はどうなっていたか、どんな指導や支援を行っていたのか、
保護者への対応は、どうなっていたのか? 等と。

文科省は、特に敏感に反応し、教育現場の再点検を求め、マスコミは学校の非を
追及しようとするかもしれません。

教育現場の最前線にいる担任は、新たな重荷を背負うことになります。

事件が起こるたびに、担任は生徒指導における課題を洗い出し、一人ひとりの心に
踏み込んだ指導や支援を試みようとします。
生徒指導の担当者を中心に、学校組織としてのいじめ対策についても職員会議等で
見直しや再検討を進めていくことになるのでしょう。

そのことが、逆に教師と子どもとの間に培ってきた信頼関係を 阻害することにも
なりかねないということにも、配慮は必要なのではないでしょうか。

教師は、子どもの確かな成長を目の当たりにすることで、教育者としての喜びを
体感します。

あっそうなんだと、授業の中で その子なりにわかる喜びや学ぶ楽しさを体得する
姿や 弱い立場の子どもの意を汲み取りながら行動したり手助けする姿を見たりす
ることで、教育者としての喜びや新たな意欲を学びとっていくものです。

日々の学校生活の中で、そういった子どもたちの姿が語られ、その喜びを共有する
ことで、教育組織体としての学校は、質的に向上していくのだと思います。
子どもたちの そういった輝く姿が、教職員間で、保護者の間で、地域の中で、日々の
話題とされることで、学校・家庭・地域が一体となった教育が展開されていくのだと
思います。

さまざまな事件や出来事から、現状を見直し検討することも必要ですが、同時に地道に
取り組んでいる 今の学校のよさや日々の学校生活の中で 子どもたちの示す輝きを見
失うことなく、よりよい教育の方向性をプラスの面でも共有する努力を継続していって
ほしいと願います。

どの子も学校の主役であるということ。そして子どもたちの輝きが 学校に、教職員に、
保護者に、地域に、元気と活気を与えてくれる なによりのかけがえのない存在である
ということを 忘れてはいけないのだと思います。

その努力を継続することが、いじめのない どの子もそこに居場所や活躍の場を見出す
ことのできる 理想的な教育の場としての学校づくりに結びついていくのだと思います。
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