あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

政治家の暴走

2015-03-05 20:39:42 | 日記
国会での論戦を聞いていると、総選挙での圧勝を錦の御旗に、自民党議員や首相の驕りと野党議員を見下しているような傲慢さに、あきれてしまいます。野党側の肝心な質問には答えず、持論を述べることのみに終始する様子を見ては、国会論戦が成立していないことを証明しているかのような印象を受けます。

選挙結果は圧勝であっても、最低の投票率の選挙であったことは、それだけ政治に対する信頼が失われているのだという認識が政治家に求められているのだと考えるのですが…
獲得した議員の数ではなく、一人一人の議員としての資質が問われているのだという認識は、持てないのでしょうか。

自民党の総裁であり、首相である人物が、国会討論でヤジを飛ばすような行為を行い、それに対する反省の弁もないのですから、ますます政治家に対する不信は救いようのないほど大きなものになっていくような気がします。
最近辞職した某大臣が、退陣の弁で「分かろうとしない人に説明をしても無駄」と語ったように、国民に分かってもらうためのていねいな説明責任を放棄するような政治家が大臣の座におさまっていたぐらいですから…。
首相をはじめ大臣たち(民主党の岡田代表も含め)が、補助金を受けている企業から献金を受けていることが最近話題となっています。そのことを知らなかったと言えば、法的な責任は免れるということで、知らなかったですませるようです。補助金の出所は税金です。国民の血税が回りまわって政治家のふところに入っているという構図に、良心の痛みは感じないのでしょうか。政治家だからこそ、そこは敏感であるべきだと思うのですが、そういった感性を持ち合わせていないところに、日本の政治の現状と限界があるのかもしれません。
こういった政治家が、日本のかじ取りをしているわけですから、がっかりを通り越して強い失望感を抱いてしまいます。

沖縄県知事が首相との面会を求めても、多忙を理由に会うことさえ拒否する態度も、驕り以外の何物でもないような気がします。福島の人々の思いを汲み取らず、原発の再稼働を推進しようとする態度も同様です。そこに暮らす人々の痛みや願いに耳を傾けず、抽象的な国益のみを主張する政治家を、果たして信頼できるでしょうか。

韓国や中国との関係改善の方策は、見出し得るのでしょうか。やがて出される戦後70年談話は、その糸口となる内容となり得るのでしょうか。

自衛隊の活動範囲を無制限に拡大するかのような安保政策。そのこと以前にすべきことは、敵と想定する国との信頼関係を確立することなのではないかと考えるのですが…。集団的自衛権の行使をあれこれ考えること自体が、相手国の不信を招く要因になっていることにきづかないのでしょうか。
政府批判を自粛するようなマスコミへの圧力。集団的自衛権の行使、特定秘密保護法の成立と一体となって、日本の未来はますます危険な方向へ踏み出していくような不安を覚えます。

その先には憲法改正まで視野に入れ、一つ一つの危険な階段を上りながら、平和な日本を戦う日本に変えていくのでしょうか。

次の選挙までの間に、暴走はますますエスカレートしていくのではないかと心配になります。日本の未来をよりよい方向へと導いていくためにも、主権者である国民の一人として今の政治状況をしっかりと見守っていく必要があると痛切に感じています。


春を味わう

2015-03-05 20:38:11 | 日記
庭の一角に 毎年ふきのとうが顔を出すところがあります。
先日 春の到来を告げる 愛らしい姿を見つけました。
数にして3個でしたが、これからはどんどん見つかりそうです。
さっそく 妻が 天ぷらにしてくれました。
ほろ苦さが心地よく いかにも春を味わっている感じがしました。

寒さが和らぎ 春は確実に姿を見せ始めたようです。
オオイヌノフグリのコバルトブルーの花を数多く見かけるようになりました。
梅の木の枝のつぼみもピンク色に染まり、花開くときを待ちかねているようです。

春の持つ 季節の杖が 一振りされるたびに
芽吹きが始まり 緑が広がり 花が開き始めるのでしょうか。
一つ一つの春の姿を 確かめながら
春の訪れを ゆっくりと 五官で味わっていきたいものです。

香川選手の活躍を祈って

2015-03-05 20:35:57 | 日記
先のサッカーアジアカップでの日本代表の敗北。
その責任の一端はPKを失敗した香川選手にあるという見方が一部にありました。
その悔しさを一番肌で感じたのは、香川選手本人なのだと思います。
ドイツブンデスリーグの後半戦が始まり、最近の試合では香川選手が先発メンバーに起用され、少しずつ自信と輝きを取り戻しつつあるようです。
マンUでの屈辱から解放され、ファンの期待の中 ドルトムントに戻った彼は、再起を誓って奮闘するものの、期待通りの活躍ができない状態が続いていました。
そして、アジアカップでも闘志とは裏腹に活躍する姿は見せられず、屈辱と落胆のうちにドイツに戻ります。
その彼が、どん底から這い上がるように、今 立ち上がりつつあります。
結果を残してこそのプロ と自覚するからこそ、得点やアシストを増やし、チームの勝利に貢献していく。その心意気で奮闘しているようです。
自信がよみがえり 輝きを取り戻したプレーを、これからはどんどん見られるような予感がしています。
何度も打ちのめされながら、それでも自分の可能性を信じ、自らを高める努力を続けている姿に 人間的な魅力も感じています。
香川選手の今後の活躍を これからも見守り続けたいと思っています。