あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

ロンドンオリンピックが終了

2012-08-13 22:23:36 | インポート

獲得したメダルは、2004年のアテネ大会の37個を上回って、史上最多の38個になったそうです。先のブログにも書きましたが、メダルの数が大切なのではなく、そこに到るまで積み重ねてきた個々の選手の努力に敬意を表したいと思います。結果がメダルに結び付いた選手もいれば、メダルにとどかなかった選手もいます。それはあくまでも結果であって、晴れの舞台での活躍を目標に準備を重ね、競技に全力で取り組んだ選手の健闘を、心から讃えたいと思います。同時に、「ご苦労様でした!」の言葉を、感謝の思いを込めておくりたいと思います。

一方で、今回の大会で印象に残ったのは、チーム力でした。男女サッカー、女子バレー、競泳のリレー、体操、卓球、バドミントン、アーチェリー、フェンシング等、チームとして一体となって戦う姿に、感動を受けた場面がたくさんありました。文字通り、一人はみんなと みんなは一人と心が結びつき、確かな信頼関係のもとでプレーする姿が印象的でした。共に苦労と努力を積み重ねてきたからこそ、勝利の喜びはチームみんなの喜びとして、深く共有できたのではないかと思いました。

今日の新聞には、48年ぶりにボクシングで金メダルを獲得した村田選手の言葉が掲載されていて、心に残りました。「僕は少し才能と努力があっただけ。あとは神様が味方してくれた。」「金メダルが僕の人生の価値じゃない。これからの人生が僕の価値。恥じないように生きていこうと思う。」

「少し才能と努力があっただけ。」と語る 謙虚な言葉。これまでの 努力には、少しどころか 辛く苦しい たくさんのハードな積み重ねがあったものと思います。また、これからの人生を見据えた 言葉には、自分に対する厳しさと 人生に向かっての 真摯な誠実さを強く感じます。

中学時代は、髪を金髪に染め、上級生とのケンカざたもあったとのこと。ただ、集団をつくって群れることはなく、弱い者には手を出さない、一匹オオカミ的存在だったそうです。

今は亡き高校時代のボクシング部の師に、感謝の思いと祈りをささげながら、オリンピックを戦い続けたとのこと。まさに、金メダルを受け取るのにふさわしい 選手だったのではないかと思います。私には オリンピックの最後を飾るにふさわしい 心に残る 村田選手のメッセージとなりました。

村田選手も含め 出場した選手一人一人の これからの人生が 幸多いものとなることを 心から祈り 応援していきたいものです。

コメント
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