平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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劇小説    新青年    松陰  その3

2008年05月10日 | Weblog
 場面は、吉川は酒飲みに出ていき、内山は将棋の盤の駒とにらめっこだ。深く考えている。将棋の研究をしている。
 真 正義者は迫害されるのだろうか、ガリレオは教会から、ルターもキュリー夫人も、ユゴーも 魯迅もそうだ。牧口先生だって、戦争中、庶民の幸福のために行動したが軍事政権に拘置された。
 内山 飛車は歩をいじめられる。しかし、歩がなければ将棋は成り立たない。人生だって庶民がいなければ成り立たないよ。歩は成りに成れば、大きな力を持つ、成金になるには敵の攻撃を防ぎたいへんな思いをする。滅多になれないのだ。
 真 亀だっていっぱいの卵を産むが、鳥など敵の攻撃をうけ生きるには少数という。
 内山 獅子だって、親は子を穴に入れ自力ではい上がらす。でてきたのは強くなるのだ。
 真 嵐を恐がらないのが強くなるのかな、難を恐がらずに立ち向かうのが人生かな。
 内山 将棋でもいろんな作戦があるが、恐がっていては出来ないよ、飛車を恐がっていては将棋にならない。
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