平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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短編 続 羅什

2017年02月16日 | Weblog

短編 先月の続編

         続 羅什

        3 偽物

 二人は居酒屋で焼酎をボトル頼んだ。牧田は3杯を続けてストレートで飲んだ。つまみは肉ジャガ、焼き鳥10本を注文していた。

牧田 山形さん、飲んでください。

 牧田はもう酔ったようであった。牧田は一杯も飲まずであった。

 のち、会社は、新社長がきまり、外された山形は会社を退職したというしかし、1年後は、会社は銀行の支援がが受けられず倒産してしまったのだった。                                      

 牧田は、山形が言った羅什に興味を抱き中国へ旅も考え、羅什の勉強をしたのだった。牧田は親友の哲学者に吉美に会いに行った。

牧田 吉美君、羅什だけが法華を正しく理解したのは。

吉美 その通りだ、当時、僧侶は多数いたが、理解できなかった。そして、誤って解釈された法華経の漢語は売られた。高く売られたのもある。

牧田 山形さんが退職した意味が分かった。偽物をつかまされれば国は亡ぶ。ニセ金がつかまされれば家は亡ぶごとしだ。

吉美 本物と偽物は天地の差がある。ダイヤ、金だって同じ。それ以上価値がある法華経は、なおさらだよ。 

                   終了