平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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    小説   青春の登竜門

2013年07月09日 | Weblog
小説     青春の登竜門
                 作者 中道 進
続 少年A
          3少年法
犯罪が極犯罪としても犯罪少年を死刑にしてもよいのであろうか。心が移りやすく、縁に紛動されやすい少年は、殺人漫画やテレビの凶暴ドラマよけいに影響がする。まして、学校や家庭での生活が破壊時は異常な状態になる。
外国の国の、成人者の死刑の廃止は少なくはないのである。例えばイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スエーデン、米国では17州等が死刑廃止国である。これは成人であるのである。少年であるならば当然に死刑は廃止であるのではないだろうか。
 次は少年法を点検してみよう。少年法は戦後に、GHQの指導元に改正された。ちなみに、戦中の法律は言論自由がなく軍部に統制され庶民が泣いたのであった。言いたいことをいうと権力が幅を利かせ牢獄であった。

  ここで少年法を見てみよう。
少年法
第五十一条 罪を犯すとき十八歳に満たない者に対しては、死刑をもって処断すべきときは、無期刑を科する。

上記の少年法に、家庭裁判所には少年の再生が可能か、否か、また社会に復帰できるか、また、いかに立ち直らせるかの権限が与えれている。
しかし、前に述べたように、外国では成人さえ死刑の廃止となっている国がある。故に、どのような状態であっても少年を再生教育し社会復帰をさせるべきではないだろうか。テレビや映画の殺人シーンを見て影響を受けたのだろう。故に、少年らしき教育を受けさせて少年を成長させるべきではないだろうか。話は変わり、先月の続きになる。

         少年の堕落
Aはアルバイトをして貯めたお金を脅し取られることになった。悪の不良少年らは、Aが苦労して稼いだお金を脅し取り遊びに使った。使い果たすと、また、悪の相談であった。そして、Aが、脅しやすい、お金も持っているだろうとして選ばれた。お金を脅し取る相手としたのだった。弱い者をいじめるのは子供の世界でも同じなのだろうか。しかし、Aは悲劇だった。相談する友人もいない、母は病気である。であるので、不良たちにとってはいじめやすい相手だったのである。   

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