あれから55年・・アンヌのひとりごと

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実相寺監督を偲ぶ会・・

2007年03月30日 18時32分30秒 | アンヌのひとりごと
昨夜は「実相寺昭雄監督を偲ぶ会」に行ってきた。
その日、3月29日は実相寺さんの70回目(古希)のお誕生日だ。
とにかく、明る~い・楽し~い会だった。
故人を偲ぶにはそれが一番ふさわしいと参加者が意気投合し、
「献杯」ではなく「乾杯」の音頭で始まった。
ウ~ンやったぁ!私もやっと実相寺監督と乾杯出来たのだ。

実相寺さんの交遊は幅広く意外にウルトラ関係は少なかったかナ?
満田監督、冬木透さん、蝮さん、熊谷健さん、円谷アキラさん等に交じって
祭壇の一番前の丸テーブルに私がデ~ンと座っててイイのだろうか。
飯島さん、池谷さん、桜井さんはお忙しそうに飛び回っていたのに。。
ウルトラ「マン」「セブン」の出演者の出席は蝮さん、桜井さん、私だけだ。
他には「ダイナ」のつるの剛士さんと「マックス」の青山草太さんがいた。

蝮さんのスピーチは相変わらず毒舌満開だっ。
『昔、実相寺の映画に出演しました・・未だギャラを貰っていません。
 昔、カツサンド30人前差し入れました・・未だ一言のお礼も聞いていません。
 (遺影に向かって)こら、ジッソージ、もう帰って来るなよっ』
もうもう場内が大爆笑でした。

女流作家・永井路子さんのスピーチの一文インパクトありました。
実相寺監督の口癖は・・『人生は、死ぬ時までの暇つぶし』だそう。
つぶせない程に暇を持て余しちゃったのかしら。一寸早かったんじゃないですか?
でも実相寺さんらしい一文ですね。

これまた実相寺夫人の女優・原知佐子さんのご挨拶も凄かった。
『皆様きょうは有り難うございました。
 私は娘に嫌われているのできょうはひとりで来ました。
 先日の葬儀のお返しの本が送られて来ないと何人かの方に言われましたが、
 まだの方で欲しい方はどうぞ遠慮なく言って来て下さい。
 ゆっくり送りますので、どうぞあせらないでお待ち下さいね。』
ブルーグリーンの渋いお着物をお召しになって落ち着いた未亡人風でしたが、
スピーチ後、おどけて飛んだり跳ねたり踊ったりお茶目な方なのですねぇ。
とても姉さん女房には見えません。お若い。

・・と、こんな楽しい偲ぶ会だったのです。

二次会はぜ~んぶ蝮さんのおごりで宴会場の下のレストランでやりました。
おまけに帰りに私とロコに過分なタクシー代まで下さいました。
ヤッタ~~~!蝮さんって相変わらず気前がイイナ。。

カラダの具合が今イチの私の筈なのに、三次会まで行ってしまった。
帰宅した時、時計は午前2時を回っていた。ウフフ・・不良ですね。

明日は秋葉原・石丸電気で「シルバー仮面」のトークに行きます。
お時間のある方ぜひいらして下さいね。