終の住み処建築日記

田舎暮らしのあれこれ。(2010年夏のある日より)

「当たり前の日常」とは?

2016-05-23 09:15:31 | 日記
5/23(月)晴れ
ずっと夏日が続いています。
地震から40日も経つのにまだ余震が収まる気配はなく、相変わらず「1~2ヶ月は最大震度6が起こる可能性があるので注意してください」とテロップが流れています。本当にもううんざりです。
先週はようやく友人Hさん宅へお見舞いに行きました。
1人で2度の大地震に耐え、損壊を受けた自宅の片付けをし続けているので疲れ切ってはいるのですが、何とか前向きに「罹災証明」の手続きはやっていました。
丁度、被害調査の最中で、何と鹿児島の指宿と伊佐市から調査員4名が来ていました。この時期、何処も他県からの応援無しには仕事が回らないことを実感しました。
一方、我が家では故障したテレビの修理に来てもらい、基盤を交換したり長時間色々試されましたが、とうとう直りませんでした。
故障した電気製品はお店では危なくて預かれないので、2度自宅まで出張してくれましたが、自然災害での故障は出張費用は行政から出るらしく、部品代だけでいいそうです。でも結局直らなかったので、代替品を安く提供してくれるそうです。
 
 
週末にはバラの根元に虫除けの薬を撒きました。芦北へ行くことも多く、毎日の世話が出来ないのでどの木もあまり元気がなく、花も今いちの状態です。
Hさんも例年なら花を見に来るところですが、今年はさすがに「ゆっくり花を見る気になれない」と言っています。地震はそういうごくささやかな気持ちの余裕を奪っているのです。
【ブログ本パート7が届きました。】

2015年の1年分のブログを1冊にまとめた本です。ブログを始めてもう7冊目になります。
4/14夜、まさにこの本の編集をPCに向かって無心にやっていたさ中、大地震に襲われました。途端にバチーンと電気が切れ、PCラックの右側に文庫本500冊を入れた棚があり、本棚はPCラックに斜めに倒れたので私に当たりませんでしたが、文庫本は全てバラバラと頭の上に落ちて来ました。頭を庇ってソファの陰でうずくまっていましたが、揺れが収まった後は外に避難し、その後市の体育館へ行って一夜を過ごしました。
それから3週間以上避難生活が続いたので、この本の完成は随分後になったわけです。

昨日はツレと市内のデパートへ出かけました。義父の七七日忌の買い物で、本当に久しぶりです。売り場はまだ部分的で、展示も限られているのですが、お客はとても多かったです。皆が開店を待ちわびているのでしょう。まだ何もかもが「非日常」ですが、少しずつでも「当たり前の日々」を取り戻していきたいものですね。
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