ケアンズの2日目は出発前にネットで予約していた「グレートバリアリーフ”アウターリーフクルーズ”」に参加しました。「送迎なし・ランチ付き」で1人303ドルです。
朝8時に港に集合ですが、年寄りの常でもう30分前には到着。コーヒーを飲みながらゆっくりチェックインを待っています。
周囲を見回してみると、我々のような年輩者はそう多くありません。
8時半に出航して高速で50分、グリーン島へ到着です。
サンゴが堆積して出来た島に唯一緑の植物が生い茂っています。周囲は歩いて40分程で回れる大きさで、所々に白いビーチがありスノーケリングも楽しめます。限られた時間で遊んで次のスポットへ行くので、我々も大急ぎで準備して海に入りました。
格好だけは一人前ですが、足ヒレを上手に使えず、結局足ヒレなしで海の中を覗きながら泳ぎました。そう深くない所しか行っていませんが、海底には海藻が生え、キレイな魚が泳いでいました。
このカラフルなハトは至る所にいて、観光客が落としたお菓子などをすかさずついばんでいるので、木道やデッキはきれいなものです。船に乗る前に15分ほど散歩しましたが、島の1/3程度しか歩けませんでした。
次は11時20分に船に乗って、ランチの出来る「アウターリーフ・ポンツーン」という基地に向かいます。
そこではビュッフェランチが楽しめますが、まずは半潜水艦でサンゴ礁の海を周り、色とりどりのサンゴと泳ぎまわる大小の魚たちを見ました。
その後は、全身を覆うスーツにマスク、足ヒレをレンタルして、基地横のプラットホームから海へ泳ぎ出すのですが、如何せん、ライフベストが完璧な厚さで、背中から上に引っ張り上げられるし、足ヒレは水の上に浮かぶしで、何度試しても上手く泳げません。年寄りの冷や水、無謀な挑戦だったと諦めるしかありません。ツレは水中撮影の出来るカメラを持って、果敢に挑戦を続け、何とか様になるところまで出来ました。
因みに、水着で海に入るのは、猛毒のクラゲなどがいて危険なので許されていないそうです。あいにく、海女さんのような全身スーツの写真はありません。
そんなこんなで、夕方5時過ぎに港へ着くまで、よくもそこまでと言うくらいみっちり遊ばせてくれました。酔い止め薬を適宜飲んだおかげで船酔いもせず、思い出に残る経験ができました。
終日遊んで疲れたので、夕食はツレが買い物に出てくれ、韓国風の焼肉丼をビールと共にホテルの部屋で食べました。それなりに美味しかったです。2人で3100円。