終の住み処建築日記

田舎暮らしのあれこれ。(2010年夏のある日より)

“バラ教室(5回目)”

2015-01-20 09:47:46 | 日記
1/20(火)晴れ
1月ももう20日! 今日も良いお天気です。
昨日は赤松館で行われる“バラ教室”の5回目、「今日がハイライトです!」とスタッフが高らかに曰く「バラの接ぎ木」を教えてもらえる日でした。
20分ほど早めに着くと、これまでスタッフが半年以上もかけて育てた「台木」を3本ずつ分ける作業をしておられました。
次々に集まる受講者も一段と生き生き、楽しそうに見えます。
昨日もお天気で、最初しばらく蔵の中で座学した後、明るい前庭での実技でしたが、丁度良い気温でした。
先生が言われるには「この寒い時期にバラを育てるのには必要な作業がたくさんある」のだそうです。

まず接ぎ木したい「穂木」を3本選びます。私が5月に植えたバラはまだ花がたくさん咲いていましたが、やはりほとんどの苗は花の色が分からないくらいに枯れていたので、前回目当てのバラの位置を控えておいて正解でした。
 
「若くて固い茎」から1~2芽あるところで、園芸用の切り出しナイフで切り込みを入れ、台木と合わせます。
これが中々難しく、先生に尋ねながら何回かやり直し、ようやくできました。これはノイバラの真っ直ぐ伸びた枝に接ぎ木した「スタンダード接ぎ木」です。
あとの2つはノイバラの種から育てた台木の根元ギリギリに接ぎ木する方法で行いました。
この2本のビンには溶かしたロウが湯煎されており、接ぎ木した部位を園芸用伸びるテープで巻いた後、これにさっとくぐらせて接合面を保護するのです。

ここはちょっと面白い作業でした。
 
そして赤玉土とバーミキュライト半々の用土に植え込みました。
3本ともちゃんと育ってくれれば良いのですが・・・。春まで屋内のガラス越しに陽の当たるところで見守るように、とのことです。
作業が終了する頃、お茶が準備され、この「干し柿」が振る舞われました。私は干し柿がものすごく好きなので、一番にご馳走になりました。
程よい歯ごたえと甘さでとてもおいしかったです。
コメント
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