お房観音風鈴まつり

　

　

　

私の定点観測地点の濡れ縁からの南の空です。

昨日の夕焼けがこんなに梅雨の中休みの、晴れた日を持って来てくれたような気がします 。

　

今日から橿原市のお房観音では、風鈴まつりが始まりました。

門前まで来ますと、境内から爽やかな風鈴の音が、まるで音楽を奏でるようにに流れてきました。

いい風を受けて、風鈴の短冊が、踊っている様でそれと共に風鈴様々な音が混じりあって境内での音楽会です。　

 

　

時々境内を吹き抜ける風が、一斉に短冊を揺らします。　

 

　

春の薔薇まつりの残りの花が、風鈴を支えるように咲いているのを見ますと、

薔薇たちも頭上の風鈴の音を楽しく聞いているように見えます。　

 

　

一番多い江戸風鈴をはじめ、鉄製の南部風鈴、奈良風鈴、小田原風鈴など、各地の風鈴が見られます。

約2500個の風鈴だそうです。

 

　　

祈願短冊を1枚買って「幸せ祈願」の一言を記して籠に入れておきました。

「風鈴に付けて、吊るしておきますよ。」と受付の方が言われました。

 

　

本堂前の風鈴は圧巻です。

この時には無風だったのですが、風のある時は風鈴のシャワーが天から下りて来るような感じがします。

 

　

　

　

　　

　

　　

今日は暦の上で「半夏生」です。

１年の折り返しの初日に、風鈴まつりの初日と重なって、沢山の風鈴の音に癒されて、これから訪れる真夏の暑さに負けずに過ごさせて頂けるよう、観音様に祈念しました。