カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

六甲山の花たち ②

2024年08月25日 | ▼ 思い出綴り

 

 

オカトラのオ

6~7月頃 根元のほうから先端に向けて、花が咲き上がっていく。
 この花の穂が「トラの尾」のようなところからの命名。(実際はそんなに大きくはなく 猫のしっぽぐらいのサイズ)

 

コバイケイソウ

・湿地に生える高山植物。7月頃に咲く。・花穂の姿が個性的♪・梅の花に似た「梅蕙草」という、似た姿の
 高山植物があるが、それより小さいことから「小梅蕙草」となった。

 

コウホネ

川などに生え、 水中にある根茎が白く、ゴツゴツして 骨のように見えるので 河骨(かわほね)と
 書かれるようになった。また、読みは「かわほね」から「こうほね」 に変化した。

・夏に黄色い花が咲く。しっかりした厚手の花。

シラタマノキの実

・高い山の岩石地なでに生える。・夏に、つぼ型の白い花が咲き、 そのあとで白い実がなる。
 実は赤いものが多く、「白い実」というのは珍しい。

チングルマの花と種

・高山植物。・花は白く、春から夏にかけて咲く。・花のあと、花柱が伸びてきてタネになる。
 風になびく姿がおもしろい。これを”子供の風車”に見立てて「珍車」となったらしい。

 

花いかだの実

春に、葉の真ん中あたりに花をつけ、 夏に同じ場所に 黒っぽい実をつける。

 

このような木道を歩いて行くと、両側にいろんな植物を見ることが出来ます。

たいてい花の傍にプレイとがありますので、名前をそれで知ることが出来ました。

今回思い出綴りをするにあたって、「季節の花300」でその花について調べたことを追加しました。

 

ハンカイソウ

 ・夏、太い茎の先端に  大きな黄色い花が咲く。 ・深く切れ込んだ、  大きな葉が特徴的。 ・日本が中国と陸続きの時の植物  といわれている(古い!) ・中国の紀元前2世紀、  漢の時代の高祖  「劉邦(りゅうほう)」に仕えた  有名な武将  ”樊噲(はんかい)と 張良”  のうち、     ”樊噲”の武将の名にちなんで  つけられた。  男性的な草の姿が  武勇に優れた”樊噲”を  思わせたらしい。

 

ギンバイソウ

・夏に白い、大きめの花が咲く。「白銀色」の「梅」のような花。・地下茎にある液を「のり」にすることがある。

もう15年も前に撮影した六甲山高山植物園の画像を手繰り寄せながら、涼しかった山のことを思い出しています。

 

コメント (6)
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