カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

夏の奈良歩き 思い出辿り ③ 若宮の大楠

2024年08月04日 | ▼ 思い出綴り

 

 

下の禰宜道は、春日大社参道に辿り着きます。

二の鳥居がすぐ近くにあります。

苔むした石灯籠の並ぶ参道を歩くのは大好きです。

ゆっくり歩く時は、寄進者や年代なども興味深く眺めながら歩くと、周りの雰囲気から

古へと気持ちを運んでくれるものです。

この燈籠の全てに灯がともされた夜を、亡き弟家族と一緒に歩いた万灯籠会の思い出を、今偲んでいます。

 

春日大社の西の門

一際古い石灯籠と、曲がりくねった藤の枝と一緒に、大きな木の幹が見えてきました。

 

まるで幹の中に石灯籠を包み込みこむような、大クスノキの根方です。

下の説明文では、1719年の大雪で幹の部分が折れて、そのためにこのような低い樹の形に

なったとされていることを知りました。

 

 

凄い形の根で、まるで生き物のようです。

ゆっくりと巨樹の大楠と対面したあと春日大社を、後にしました。

 

 

 

 

コメント (6)
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