カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

ご朱印 その1

2004年08月30日 | ▼ 思い出綴り
お寺にお参りすると必ずご朱印を頂く。
これまで頂いたご朱印帳は、10冊を越えている。
お仏壇の下の戸袋に仕舞っているが、私が亡くなった時、お棺に入れてくれるように娘に伝えている。

初めて朱印を頂いたのは、西国三十三観音にお参りした時で、30歳になったばかりの頃であった。
夫の発案で、休日は、ドライブ気分で出かけた。それでも、ただ朱印を頂くのでなく丁寧に般若心経を唱えた。2年くらいかけた観音参りだった。

次に、秩父三十四観音をと 夏休みを利用して、夫の運転で秩父まで行き、向こうでは、地理不案内と休日に限りがあるので、タクシーで3日間で満願と言う強行軍のお参りだった。

西国と秩父の掛け軸が見事に出来上がったら、坂東三十三観音様にもお参りすれば、百観音満願になると夫と長期の計画を立てていたが、その願いを果たすことなく夫は、彼岸へと旅立ってしまった。
コメント (9)
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