「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

「花は桜 君は美し」という文語調について考える。

2008年03月15日 07時56分41秒 | 妄想
サクラビト(初回限定盤)(DVD付)
Every Little Thing,Kaori Mochida,Yasunari“Nam-Nam”Nakamura,Tomoji Sogawa
エイベックス・エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


 タイトルになっている曲は「いきものがかり」が歌っている曲です。娘さんが気に入っています。かみさんも知らないうちに口ずさんでいますから好きなんでしょうね。「桜」をテーマにした曲は毎年くどいほど出ていますが、それなりにやはり需要があるからなんでしょうね。まあ日本で「花」といえばやはり「桜」なのでしょうから、需要はあって当たり前なんですけどね。で、日本古来から愛されてきた花だからというわけではなさそうですが、「いきものがかり」にしても、紹介しているエブリリトルシングの曲にしても文語体なのが気になります。まあ元は松任谷由実の「春よ、来い」あたりから出始めてるんですが、どうも胡散臭くなっていけませんな。今携帯サイトでメール文章を武士言葉に直してくれるところがあって、随分流行っているそうなんですが、どうしてこういうものが今、流行るんでしょうかね。文化が外に向かずに内に向いて充実するときというのは必ず政治的にも文化的にも外国と謝絶しているときと相場は決まっていたんです。ところが今回のはそうじゃない。言い換えれば諸外国にあこがれや羨望が無くなった証拠なのかもしれませんね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿