「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

紀子様ご懐妊に見え隠れするもの

2006年02月07日 22時39分35秒 | 妄想
<皇室典範>小泉首相、改めて今国会への改正案提出を強調
 小泉純一郎首相は7日夕、秋篠宮妃紀子さまの懐妊が皇室典範改正論議に与える影響について「正式な報告がないのに言える立場でない」としながらも、「(有識者会議の)報告書に沿って今国会に法案を提出する準備をしているわけですから」とも述べ、改めて典範改正案を今国会に提出する考えを示した。
 一方、安倍晋三官房長官は同日午後の記者会見で「正式な報告を待って検討したい。いずれにしろ慎重に判断すべき問題だ」と語った。
 これに先立ち、首相は衆院予算委員会で「今国会でじっくり審議して成立させることは決して早すぎることはない」と表明。「法案を出して慎重に審議していただければ、今国会で十分、大方の賛同を得られる状況になっていくと思っている」と強調した。
 今国会で改正を目指す理由は「愛子さまはもうじき学校に入られるお年ごろだ。ご自分がいずれ天皇陛下にならなければならないというご自覚のもとで教育を受け努力されることは大きな問題だ」と説明した。
 また、有識者会議の報告書が皇位継承順位を「長子優先」としたことについては「長子が女子で何年後かに男子が生まれるのを待つと、それまでの間、長子の女性はどのように過ごしたらいいのか。養育の面も含めて重要だ」と指摘した。【野口武則】
(毎日新聞) - 2月7日20時42分更新




なんでこの時期なんでしょうね。紀子様39歳ですってね。

 およろこびしなくちゃいけないんですけど、心配なのは雅子様のことでして、カミさんなんかは「これは絶対挑戦よ!可哀相よ雅子様は」とか言っている。

 元々秋篠宮は皇位に意欲というか、疑問をもっている人のようだ。幼少時代から皇太子の兄と自分の扱われ方に随分と差があることに悩んでいたらしい。皇后様はそれを幾度となくなだめたらしいが納得のいったかどうかは知らない。

 小泉首相は皇室典範の改正を最後の花道として成立を急いでいる。

 が、今日の報道は、男子誕生の予感を伴って、急ぐ必要のない空気を作り出すに相違なく、その行方は混沌としてきた。

 皇室の維持は日本という国の根幹に関わるものであり、おざなりにはできない。


 それはわかる。

 ただ、紀子様と雅子様のコントラストは一層大きくなり、回復途上にある彼女の
精神状態が交代しないことを祈る。女性として一番活き活きとしてその能力を発揮していた人が、社会が女性に求める一番原始的な要求に応えられずに苦しみ抜いている姿は痛々しい。

 皇太子は彼女を「全力で守る」といった限り、彼女を、自分の全てをなげうってもかばうべきであり、可能であるならば皇位継承権を放棄してでも、自分の家族を守るべきであると思うのです。

 そして皇室を取り巻く、この決して良いとは言えないこの空気を変えて頂きたいと思うのです。
 


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